__ ページ4
.
その日は珍しくワンピースなんか着て
髪も編み込みにして
メイクも少し気合を入れて
私のお気に入りの香水を付けた
「おはよう、ワンピース珍しいね?」
『おはよ、私、変じゃないかな?』
似合ってるよ と微笑みながら頭を撫でられる
その後は祥彰くんと買い物を楽しんだ
帰り道は 楽しかったね なんてお互いに言い合って
『あの、祥彰くん、』
どうしたの? といつも通りの笑顔で私に問う
『言いたいことが…あってね、』
うんうん と頷きながら私の話を聞いてくれる
きっと今の私の声は震えてるんだと思うけど
『ずっとずっと…小さい頃から好きだったの、』
そう言い終わるか終わらないかのうちに
私は祥彰くんに抱きしめられてた
「本当は僕から言いたかったのに…」
と耳元で呟くのがなんとなく擽ったい
「僕の方がずっとAちゃんのこと好きだったんだから」
僕の彼女になってくれますか?
.
82人がお気に入り
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
和音(プロフ) - 鮭大根さん» コメントありがとうございます!結構前の曲なので、もしかしたらどこかで聴いたことあるかもしれないです…!知らないのに知ってる気がすることって私もあります。笑 (2020年5月2日 1時) (レス) id: bf5ce3c5c8 (このIDを非表示/違反報告)
鮭大根(プロフ) - なんか知ってる曲だな〜と思って曲題を見たら知らない曲でした() (2020年5月2日 0時) (レス) id: c882518901 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:和音 | 作成日時:2020年4月19日 3時