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3週間後、いよいよ大会の日だ
私たち3年からしたらラストだからより気合いが入る
それは例にも漏れず祥彰もらしい
「A、見ててね！」
『勿論。頑張ってよ、応援してる』
そう祥彰に声をかけて私は応援席に戻る
祥彰が努力してたこと、私が1番わかってるつもりだ
いよいよ祥彰の走る番になる
スタブロに足を置いて、手を着く
ピストルが鳴ると同時に走り出す
前へ、前へ、前へ。
ゴールまであと10m、5m、3m、1m…
見事、1位でゴールした
祥彰が走ってる姿は相変わらず綺麗だった
試合後のミーティングも終わり、各々が家に帰る
私はいつもと同じように祥彰と肩を並べて帰る
『祥彰すっごくかっこよかった！』
「へへ、応援してくれてありがとうね」
はにかみながらもそう答えてくれる祥彰
そういえば、とふと思い出した
「あのさ、」
『ん？どうしたの祥彰』
「俺、Aのことが好き。
幼馴染としてじゃなくて、1人の女の子として、好きなんだよ。
俺と、付き合ってくれませんか？」
私の目をじっと見つめて言う祥彰
顔に熱が集まってるのがわかる
『私で、いいの…？』
「Aがいいの。Aじゃなきゃ嫌だよ」
思わず涙が溢れる
目の前の祥彰に抱きついて
『私だってずっと前から祥彰のこと好きだよ』
私達の周りには鈴蘭の花が綺麗に咲き誇っていた
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鈴蘭：純粋
再び幸せが訪れる
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和音(プロフ) - 鮭大根さん» コメントありがとうございます！結構前の曲なので、もしかしたらどこかで聴いたことあるかもしれないです…！知らないのに知ってる気がすることって私もあります。笑 (2020年5月2日 1時) (
レス) id: bf5ce3c5c8 (このIDを非表示/違反報告)
鮭大根(プロフ) - なんか知ってる曲だな〜と思って曲題を見たら知らない曲でした（） (2020年5月2日 0時) (レス) id: c882518901 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：和音 | 作成日時：2020年4月19日 3時
