朧月 ymmt. ページ20
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空に輝く淡い光を放つ月
いつもなら輝く星も何故だか今日は滲んで見える
足元なんて見ずにただ暗い道を歩いてた
やりたいことも見つからないから、俯いたまま急ぐ振りをして逃げた昼
歌詞なんてなにもない、メロディーだけを口ずさみながら希望を描く
過ぎ去った夏の向こうに
その先に君が見えた
淡い空と君の光
自分なんて と思うほどに嫌いなモノが増えてしまった
何処か遠くに、例えば地球の裏側なんかに行きたいんだ
誰も僕のことなんて知らないところに
胸が痛む度に、俯く度に、
また君が僕から離れてくんだ
どうか、どうか僕から離れないで と呟く僕を
優しく微笑むだけの君
手に入らないものに恋してしまったんだ
月も、星も、君だってそうだ
きっと君が見ている世界に僕なんて居なくて
そのまま僕のことなんて忘れてしまえばいい
こんなこと、本当は言いたくないのに
君に縋り付くなんて出来やしないのに
僕はまだこの気持ちを
捨てられやしないみたい
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和音(プロフ) - 鮭大根さん» コメントありがとうございます!結構前の曲なので、もしかしたらどこかで聴いたことあるかもしれないです…!知らないのに知ってる気がすることって私もあります。笑 (2020年5月2日 1時) (レス) id: bf5ce3c5c8 (このIDを非表示/違反報告)
鮭大根(プロフ) - なんか知ってる曲だな〜と思って曲題を見たら知らない曲でした() (2020年5月2日 0時) (レス) id: c882518901 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:和音 | 作成日時:2020年4月19日 3時