真剣さに怒る ページ5
そんなこんなで遊んでました。
勝てたかって？まっさか〜
そして遂にあと数分！というところで5人が到着した。
『みんな〜！！間に合うとは思ってたけど流石に心配したよ！』
「Aこそ！急に落ちていなくなったから心配してたんだよ？」
『いや〜。あれは私も驚いたわ。』
「お前はほんっと危なっかしいな。」
キルア！お願いだ。今は話しかけないでくれ。
イルミの視線が痛いんだ……！
____________________
イルミの視線に耐えていると試験管がくじを引けという指示を出してくれた。
これで！開放される！！
1番のヒソカ、2番のギタラクルが呼ばれ、くじを引いていく。
「3番Aさん」
(3番なの／か！／かよ！)
『はい！！』
変に緊張して力んでしまった……。
変な人が出ませんようにと願いながらくじを引いた。
404番だった。
ん……？404？
よんひゃく……ってクラピカかよーーーー！！！！
なんでよりによってクラピカ？
私クラピカとなんて戦いたくないし。
「Aは誰だったの？」
『……ラピカ。』
「？」
『クラピカ……。』
「っ！私か。」
クラピカも驚いていた。
そりゃあね、そうよね。
クラピカは少し考えてからプレートを私に渡してきた。
『えっ！何してんの！？』
「私はAとは争いたくない。」
クラピカの目は真剣だった。
だからこそ私は怒った。
『私もそうだよ！でもこれはだめ！これで私が合格しても私の実力じゃないし、友達を利用するのは嫌。3人分集めるから大丈夫！』
私はクラピカにプレートをつき返した。
「……確かに。すまなかった。」
クラピカは申し訳なさそうに頭を下げた。
そっか。
クラピカは私のためを思ってくれたのか……。
『ううん！ありがとう！みんな、頑張ろうね！』
私は手を振って船を降りた。
よし、サバイバル生活開始だわ！
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作者名：さっかーろ | 作成日時：2023年5月3日 17時
