用意万端 ページ39
そこからはもうずっと鍛錬！鍛錬！鍛錬！だった。
そのおかげでついにゴンたちはレベル1の扉を開けることが出来た！
ついでに私も念なしで軽ーく2、3くらい開くようになったけど、みんなの前では必死に1を開けました。
『みんなやったね！これで会いに行ける！』
一人一人とハイタッチをしあって喜ぶ。
今日はもう休憩かなーと思っていたがゴンはやる気満々なため、おそらく即出発だ。
ゼブロさんもそれを察したのか「執事室に行くには真っ直ぐこの道を進んでください」と教えてくれた。
外に出ると、遠くにいるミケから乗るか？乗るか？という視線を感じたがそこは無視。
「ゼブロさん、シークアントさん、長い間本当にありがとう！」
「ええ、気をつけて行きなさいよ。」
「うん！」
「山なりに山を目指しなさい。屋敷は山のどこかに建っているはずです。」
その場で一礼をして少し上り坂になっている道を進んでいく。
心の中で「ゼブロさん、ほんとに私たちの茶番に付き合ってくれてありがとうございました！キルアさんはしっかりとお守り致しますのでご安心ください。」と礼を言っておいた。
鍛錬中にクラピカから聞いていたのだが、ボドロさんから感謝されていたらしい。
んでついでに電話番号を貰った。
クラピカに｢かけてみたらどうだ」と言われたのでかけてみると、ワンコール目で出た。
暇か？
かれこれ10分くらい話して電話を切った。
何かがあれば駆けつけてくれるそうだ。
ボドロさんって出番少なすぎて性格とか知らなかったけど、尊敬できる優しいおじいちゃんって感じするわ。
_____っと話が逸れたけど、あともう少してカナリアのところに着きそうだ。
私のミッションはカナリアを傷つけないこと。
そしてキキョウさんにバレないこと……。
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なう(2023 5 25 16:13) 少し付け加えました
なう(2023 5 25 17:15) 少し変更しました
なう(2023 5 29 1:40) なんで独房で電話出来るんだ！！ということに気がつきました。
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作者名：さっかーろ | 作成日時：2023年5月3日 17時
