【H×H】転生したら推しに囲まれましたっ！？〜三次試験からゾルディック家編〜 (ページ23)

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じゃ、よろしくページ23

ミケは私とイルミを背中に乗せてゾルディック家の敷地を颯爽と走っていく。

こんなの絶対酔う。と思っていたが、まだ正義の瞳(ディフェンサー)が発動していたらしく、気持ち悪さは0である！

でもこの速さだと振り落とされる。と思い必死に前に座っているイルミにしがみついていた。

５分ほどすると、ゾルディック家の屋敷が見えてきた。

いやー便利だね、ミケちゃんは。

私がすっと飛び降り、ミケに『ありがとう』と言って頭を撫でてあげると、尻尾を大きく振ってすとんとその場で伏せをした。

待ってるってことかな。

忠実な犬だ！可愛すぎる！

私はぎゅーっと抱きしめてから、イルミとともに屋敷の中に入る。

よし、ここからが大事。

キルアに会いに行かなきゃ。

『じゃ、イルミ。私はキルアを探すからまたn……！』

いつの間にか私はゾルディック家のメイドさんたちが横にいて、がっちりと拘束されてしまった。

全然、気配を感じなかった！

さすがゾルディック家。

『ちょ、イルミ？何する気！？』

「客がその格好でいたら母さんにオレが怒られる。じゃ、よろしく。」

そう言ってどこかに行ってしまった。

そんなに酷く汚れてはいないと思うんだけど。

ま、セーラー服じゃダメか。

でも！私は別にお客さんとして来たんじゃなくて、キルアを探すために来たんだから！