【H×H】転生したら推しに囲まれましたっ！？〜三次試験からゾルディック家編〜 (ページ13)

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巡らせた思考の果てにページ13

イルミめ、今勝ったらキルアと対戦できないからって勝手に負けやがって！

私の計画が台無しじゃない！

審査員さんに言っても結果は変わらないし……。

私は不安を抱えながらキルア達のもとに帰った。

「すげぇじゃねーか！」

褒められた、嬉しい。

レオリオはなんか安心感がある。

お兄ちゃんというかお父さんというか

ま、年齢的にお兄ちゃんか。笑

「一時はどうなることかとヒヤヒヤしたよ。」

『私も。死ぬかと思った。』

「お前、意外と動けたんだな。」

こんの生意気なっ。

意外とはなんだ、意外とは。

『キルア、そっこーで「まいった」って言うんだよ。プライドなんて捨てちまえ！！』

「お前なぁ。オレなら大丈夫だよ。」

そう言って行ってしまった。

うあああ
今のキルアに言っても無駄だったか！

ギタラクルは多分、さっきの戦いで本気の1割も出してないんだよ。

キルアの力は認めてるけど、兄貴には勝てないでしょーが！

キルアにイルミだってバレる前に辞めさせたいのに！！

私は思考を巡らせる。

いかにどうやってキルアとボドロを助けるか。

私にかかっている。