8話 ページ8
『ねぇ。銀ちゃん。』
「なんだ。」
『暇なんだけど。』
「知るか。」
私の言葉に三言で返してくる銀ちゃん。
原因を探ると言ってもこれといい手掛かりが見つからず
すこしくらいはのんびりしてもいいだろうと思い、こういう状況に至ってるわけなのだ。
『んー。何も分かんないね〜。』
淡々とした口調で言うと
「呑気だなお前。」
と言われてしまった。
「ほんとに直前の記憶とかないのか?」
『ないよ。これっぽっちもわからん。』
んー、と私が考えていると、
「お前はその頭の傷どうした。」
と、少し低い声で言われた。
え?、と思い手でさがしてみるが分からない。
「デコだよデコの傷」
そう言われたので触ってみるとたんこぶなような変な傷ができていた。
『わぉ!銀ちゃんよく気づいたね。』
いつもどおりの口調で言えば
お前ほんとに呑気だな、と2度も同じ言葉を言われてしまった。
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銀「〜。」という台本のやつやめました!
これからは普通に行きます
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作者名:イナリヨ x他1人 | 作成日時:2016年9月18日 19時