日向翔陽 2 ページ5
日向side
日「だっ大丈夫！？ですか！？」
俺は銀髪美女に近寄る
いや、正確には近寄ろうとした。
？「来ないで！！」
日「え？いやでも＿」
？「大丈夫、大丈夫ですから…」
日「と、とりあえず、そこは危ない！です！」
？「…平気よ…私、死なないし」
日「え？どういう＿＿」
銀髪美女は走り去っていってしまった。
地面に落ちている木材を見ると、やっぱり、落下の仕方がおかしいと思った。
それが何でだかは、俺には理解できなかった。
◇◆◇
あれから約１ヶ月たった。
あれから銀髪美女のことは見ていない。
あの事を影山とかキャプテンとか、男1とかに話した。
木材の落ち方がおかしかったことも。
ただ皆偶然だろと言う。
まぁ。当たり前だと思う。
あのとき言っていた言葉にも何か意味があると思う。
けど、バカだから俺にはわかんないんだよなぁ…
◆◇◆
翌日＿
神社。マネを除く男子バレー部3年が訪れている。
菅「なんで俺達神社に来たんだっけ？」
澤「何となくだ」←
旭「ここに３人で来られるのもあと何回あるかな…」
菅「ネガティブ退散！！」ﾄﾞﾝｯ
旭「ああああ」←
澤「よし、そろそろ学校行くか」
菅「そうだな！」
階段を降りていると、神社の方から声がした。
澤村はふとそっちを見てみる。
太陽の光で照らされて、光輝いている銀髪が見えた。
？「どうか…お願いです…神様…。私の願いを叶えてください…。どうか…どうか私を＿＿＿死なせてください。」
澤「…は？」
菅「ん？大地ーどうしたんだべ？」
澤「今銀髪の女性が…ってあれ？いない…」
旭「どうした？？」
澤「…いや、何でもない。」
木の影に隠れて、澤村たちが去っていくのを見ている銀髪の少女。
？「…ねぇ神様…願いを叶えてくれる？…彼らと…生活すれば＿＿＿人間になれる？」
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作者名：湊夏 | 作成日時：2017年5月17日 18時
