無気力組に拾われました。

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私side









『ﾊｧ...ﾊｧ...』




もうどれくらい走ったかわからない。




『ここ...どこ？』




また全然知らない場所...




ではなかった。




『あれ？ここ...見たことある？』




ここ...




どっかで...




...。




あ！そうだ！




ここ...




『しょうよーの通学路の山越えの坂！』




ってことは...




私の記憶と勘が




当たっていれば...




『この先は...烏野！』




え、




もしかしたら




みんなに会えるじゃん。




それに烏野があるってことは




ここ宮城県？




すごく...行きたい。




でもみんなに迷惑かかりそうだな...




でも携帯持ってるし、




行っちゃお〜！









　





　




　






『もう...やばい、泣きそう。』




私がいる前には




あの烏野高校。




もう無理、しんどい。




それより




つい乗りできちゃったけど




大丈夫かな？




『失礼しま〜す』




とりあえず校門を通り過ぎて




体育館へ向かってみる。




...。




通り道誰もいない...




体育館に近づいていく。




『あれ、声がする。』




男子の話し声...




建物の影からそっと覗くと




『っ!?』




そこには




しょうよーととびおがいた。

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