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赤「じゃあこっちきて。部屋案内するよ。」



『ありがと。』



アニメと本物は違うって可能性もあるけど



赤葦はアニメと同じで優しくて紳士っぽい。



赤「俺のことも名前で呼んでいいからね。」



『うん、けーじ。私も名前でいいよ。』



赤「うん。」



名前呼び...



やばい、嬉しい。



私はできるだけ感情を押し殺す。



でも男子苦手だからな。推しでも。



赤...けーじも、男子だし。



緊張するし。



赤「じゃあここね。」



ガチャッ



『す、すごい。』



広すぎる、部屋だけでこんな。



『あ!クローゼット!でかい!』



ずっとクローゼットでかいの憧れだったんだよね!



『すごーい!おしゃれ!』



赤「っ...」



ん?けーじ。



...固まってる?



『???けーじどーしたの。』



赤「いや...いきなり笑うからびっくりして..」



『なにそれ。私だって人形じゃないんだから、当たり前じゃん。』



赤「いやだってさっきまでずっと...真顔だったから。」



『私...人...特に男子と接するの苦手で。すぐ...恥ずかしく?...よくわかんないけど...そーなっちゃったりして、冷たい?感じだと思うんだけど、私みんなが嫌いってわけじゃないから...』



あっ。やばい。



ついテンパって...



あー恥ずかしい/////



赤「うん。わかった、ありがとう。話してくれて。」



『うん!』



赤「っ////」



ほんとけーじって優しい。



よかった。



安心。



赤「...じゃあとりあえず戻ろっか。」



『うん。』



赤「あ、あと何かわかんないこととかあったら俺を頼って。」



『うん!ありがとけーじ。』



紳士だな。




それにけーじは一緒にいると落ちつく。



けーじにはちゃんとそのままの感情がだせてる気がする。




まぁ私はうち溶ければ話せるタイプだし、




『じゃあけーじといるときはちゃんと感情だす。』



赤「う、うん////。」



ん?



なんか顔赤い?



大丈夫かな?

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作者名:無気力むーん | 作成日時:2021年1月21日 1時

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