写真に移る彼は、きっと、心を持っていない ページ45
「なんやこれ？」
トントンの部屋を漁っていたチーノは1つの写真立てを見つけた、その中に入っている写真は古いものなのかカラーなのにどこか色あせていて埃っぽい、
まさかペ神のような趣味が？なんて思うもあのとんとんに限ってそんな事ないななんて思いながら写真をまじまじとまた見つめた
隠し撮りなのか後ろから撮ってある、そして中の男がこちらに気づき顔だけ少しこちらを見ていると言った感じだ。
中の白髪の男は白い軍服？を着ていて血が少私服に着いていた。返り血か？なんても思う。
「……ッ！」
写真立ての誇りをパンパンとはらいながら顔の方をよく見るとこちらを睨んだ瞳がそこにあった。まるで「何こちらを見ているんだ」とお見通しな、そんな瞳だ。優しさなんて感じられない
自分がいけないことをしている、この写真の人物が誰だかわからないのに何故か恐怖して、トントンの部屋を漁ったことを何故かとても後悔した。
急いでその写真立てを丁寧に引き出しに戻し、その場をいそいそと去った。
ーーーーー
「ーーと、まぁ、こんなことがあった訳です」
ニコニコとしながらチーノはトントンの引き出しの中の写真とあの館にいた人物が同じ可能性が高いと二人にいった
「いやいや……何やってるんやチーノ……」
ゾムもショッピも呆れた顔でそう言う。トントンの引き出し勝手に開ける、そんなプライバシーがない事なんでするんだ……と2人とも呆れているらしい
「ゾムさんには言われたくないわ！こないだ俺の引き出しにイタズラしてびっくりグッズ仕掛けたくせに！！」
なんて反抗するチーノをなだめながらショッピは考える素振りをして
「白い軍服、……冷たい瞳、そういや、あの人。グルッペンさんと色違いみたいな総統服きてたよな……」
と呟く、
「あぁ……だけど、俺が見た写真の総統服やなかったな。」
チーノが見た写真の男はどちらかと言うとひとらんらんが来ている軍服に似ていた。となるとどういう事なのだろうか……と考えていると「なぁ……」
とゾムが声を出した。
「もう帰ろうや。今日は入隊試験。俺らがいないと回らんこともあるやろ。」
「ですからあの人の事が……「別にいいやろ」は？」
「別にいいやろって言ってるんや！あいつが何者でももう終わっていることなんや！！」
それを聞いた瞬間ショッピはゾムの頬を右手でビンタした。
そこには眉間に皺を寄せてまるでゴミを見るような目をしたショッピがいた
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ぴくぴく - コメント失礼しますめっちゃ好きです!更新頑張ってください!これからも応援しています！ (2021年8月15日 17時) (
レス) id: 30cf25ddbc (このIDを非表示/違反報告)
アズライト@pitter(プロフ) - 更新ありがとうございます！自分的には後輩君達を助けていたところがとても好きですね。気づかないうちに闇落ちしている主君がとても好みです。これからも応援しております！ (2021年7月19日 22時) (レス) id: a0f4e426d3 (このIDを非表示/違反報告)
悠(プロフ) - 前作から見さしていただいております!!夢主君の闇落ち？などのシーンが（emさんと合う所など）とてもお気に入りです!!更新いつも楽しみにしております!これからも頑張ってください！ (2021年7月19日 20時) (レス) id: 16866d4819 (このIDを非表示/違反報告)
おばけまる - 前作からみさせてもらっています！！夢主君の壊れ具合がとても素敵でいつまでも続き待っていられる作品です！これからも頑張ってください！ (2021年7月19日 19時) (レス) id: bfb5c2fbe4 (このIDを非表示/違反報告)
貴女の神 - 執事ルートを希望志摩スペイン村 (2021年2月21日 15時) (レス) id: 94909bedb8 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：グレイ | 作成日時：2020年5月6日 9時
