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第83話 ページ33

ディアブロ「そうなりますね。詳しい事は記されてないのですが・・・その双子の王がある時、喧嘩したらしいです」


リムル「喧嘩?」


ディアブロ「はい。そして双子の王は、真実を追い求める者と理想を求める者で別れ、その時に1匹の竜が2匹に分裂して、王に従ったらしいです」


雷蔵「2体?3体ではなく?」


ディアブロ「ええ。伝承では、1体の竜が分裂してゼクロムとレシラムになり、その抜け殻に魂が宿り生まれたのがキュレムだと言われてるんです」


リムル「抜け殻に魂が……?それまたなんでなんだ?」


ディアブロ「キュレムに関しては細かい事が記されていないんです。隕石が落ちた際に命が宿ったんじゃないかとは言われてるらしいですが、真相は未だ解明されてないらしいです」


ビリジオン「その通りです。何故キュレムのような存在が生まれたのか、私達にも解らないのです」


喜八郎「おやまぁ」


守一郎「えっと・・・とにかくまずはビリジオンさんの仲間であるテラキオンさんとコバルオンさんを説得しなきゃですね」


リムル「まぁそうだな」


ビリジオン「ああ、その事に関して1つ言っておかなくてはいけない事がありまして・・・」


伊作「どうしました?」

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作者名:古明地邪子 | 作者ホームページ:なし  
作成日時:2024年3月5日 5時

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