1-6 夢と実現 ページ8
〜
また月日は飛んで、数年後。
ロリに囲まれる天国も、もうなくなってた頃。
俺は中学生になっていた。
あ〜、もうここらになってくると、学校に行くのが面倒くさくなる。
それでもなんやかんやで行っているのだが。
扉を開け、教室に入る。
「お！翔飛！おはよう！」
「…っす」
え？挨拶返せって？無理な話ですよ。俺陰キャぞ？
あんなあからさまな陽の人間に対して話せるとでも？
そんなやつおりゅ？
「ねぇ、志望校どこにした？」
「〇〇高校だよ！偏差値的にもいけると思う！」
そんな会話が聞こえてくる。そう、今は受験シーズンだ。
どこの高校にしたか、合格できるのか。そんな話題で持ちきりだった。
やがてチャイムが鳴り、慌ただしく生徒たちが席につく。扉が開いて先生が入ってきた。
「えーおまえらも3年ということで！本格的に将来を考えていく時期だ！！」
開口一番、そう話し出した先生。
なんとなく、この後の予想がついた。
「今から進路希望のプリントを配るが、皆！！！」
「だいたいヒーロー科志望だよね」
「「「は〜い」」」
ほら、やっぱり。
進路希望、そしてヒーロー科という言葉に反応した生徒たちが、手を上げながらそれぞれの個性を発動させる。
「うんうん、皆良い「個性」だ！！でも校内で「個性」発動は原則禁止な！」
そう先生が言った。校内での個性使用とか、日常的に行われているのだが。それをもう少し取り締まってから言って欲しい。
「せんせぇーー！！！『皆』とか一緒くたにすんなよ！」
うわっ…出た………ヤンキーやんけ…
お母さんはそんな子に育てた覚えはありません！(ヒステリック母親風)
「俺はこんな「没個性」共と仲良く底辺なんざ行かねーよ！」
「そりゃねーだろカツキ！」
「モブがモブらしくうっせーーー！！！」
ヤンキー発言をしてブーイングを受けているのは、勝己だ。
俺の幼なじみ。あれから性格が変わることはなく、ガキ大将からクラスのボス的なやんちゃ男子へと進化を遂げてしまった。
よく癇癪を起こすし、自分が他より秀でていると信じて疑わない。
…まぁ俺はその「底辺」ではない自信があるけど。
そこらの中学生と一緒にしないで頂きたい。これでも元軍人なのだ。訓練も、転生したからといってやめた訳ではない。
むしろ、もっとやらなくては。そうでなければ、クソ先輩を殺すなんて夢のまた夢＿＿＿
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片栗粉のパウダーシャワー(プロフ) - ゴリ美さん» ありがとうございます！！！！！！！！！！！！！！！！ (11月11日 15時) (
レス) id: e904eec433 (このIDを非表示/違反報告)
ゴリ美 - 好きです！！！！！！！！！！！！！ (10月26日 18時) (レス) @page34 id: a2762c3708 (このIDを非表示/違反報告)
片栗粉のパウダーシャワー@次こそは星へ想いを(プロフ) - (◜○◝ )さん» マジですか！？なんという偶然…！こちらこそ見ていただきありがとうございます！ (7月14日 17時) (レス) id: e904eec433 (このIDを非表示/違反報告)
(◜○◝ ) - 推しのシャオちゃんが1番最初に出てきてマジで嬉しいです！1番最初にシャオちゃんを出てきただきホンッッッットゥにありがとうございます!!ヽ(；▽；)ノ (7月14日 16時) (レス) @page30 id: 28a9c50d0f (このIDを非表示/違反報告)
片栗粉のパウダーシャワー@次こそは星へ想いを(プロフ) - 黒さん» ありがとうございます！個性はこだわって作ったので嬉しいです！頑張ります…！ (7月9日 13時) (レス) id: e904eec433 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：片栗粉のパウダーシャワー | 作者ホームページ：http://uranai.nosv.org/u.php/hp/katakuri-8734j/
作成日時：2022年12月31日 21時
