【合作】銀河、音、太陽、愛の国のプリンセス

舞踏会で　3 ページ16

ヒメside



きらきらしたシャンデリア。

赤ワインのような色の絨毯。

そして＿＿



「はじめまして。」
「こちらこそ！」

おしとやかに話す王女・王子たちの何ともきらびやかな衣装！


わぁ……


綺麗に見えていたドレスがもっと派手なドレスに負けて冴えなく見えるよ…


「あっ、ヒメ！」

「参加できたのねぇっ！」


長い金髪をハーフアップにした可憐な少女とふわふわの髪を両サイドで三つ編みに結った女の子


一瞬誰かと思ったけど、すぐにわかった！


「ふ〜かっっ！！かりんっ！！」


駆け寄ってきてくれる２人にわたしは、緊張はもちろん、頬も緩む


「ねねっ、h


「…アカリ」


あっアカリっ！美味しいのがあるの、行こっ！」


「そうだった…」と手を合わせて謝るフウカ。


「行こぉ〜っ！」


「オイ、俺無視してないか？」


ボソボソ喋るカズト


「あれぇ？カズト君て王族だっけ？」

流石カリンっ！気づくの早い…


「太陽の国は会場と遠いし、いいウワサがないの。だから、騎士的な！」

そう早口でまくしたて、わたしは美味しいディナーの場所へむかったのだった



＊

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