四股恋愛...｡【歌い手】

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ｶﾗﾝｶﾗﾝ…






カフェのドアを開けるとお客さんが来た合図を知らせるベルが鳴る。







「いらっしゃいませ。お二人様でよろしいでしょうか？」




「はいっ。」



「では、あちらのお席にお座り下さい。」






店員さんの指示に従い、真冬と席に向かう。






席につくと真冬が



「ほい」



とイスを引いてくれた。




「ありがと。」



とお礼をすると照れくさそうに頭をかいた。









「んー、なに食べよっかなぁ〜！」




メニューを開き目を輝かせる。





私も一緒にメニューを見る。









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「…//」





すると真冬の顔が赤くなった。





「え、どうしたの？」




「…かっ……//」




「え？なんて？」



「ち…ちかいっ…//」



「えっ、ああっ、ごめんっ//」









確かに私と真冬の顔の距離は、ほんの数センチで真冬がこっちを向けばキスをしてしまいそうな距離。









「わ、私これがいいっ」




話を逸らすためメニューを指さした。




「えっ、ああ…じゃあ僕これ！」








う、うまく逸らせたかな…









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それから店員さんを呼びメニューを注文した。

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