4話 ページ4
｢あ、あ、あ、貴女様は…っ！！！！｣
『…ああ、いつかの雑魚鬼にあった朱蘭ではないか？フフ、お主も転生とは…まさか前世の鬼共は全員この時代へあるのか？心底腹立たしいのう…』
琥珀を見て朱蘭は少しばかりか顔を青くした。それに死柄木様と呼ばれた敵のボスである死柄木弔が首を傾げた。
｢朱蘭…知り合いか？｣
｢…っ鬼を狩る組織、鬼殺隊の最高位である柱…花魁柱を務めていたお方…私が鬼になる前に、遊郭でお世話になったことのある朱桜様です。｣
『ほう、そこまで覚えておいてなおお前はまたもや鬼に成り下がったというのか？ならば仕方あるまい…“妾”の責任じゃ、お主の首を狩ろうぞ』
その瞬間、朱蘭の首が地へと落ちた。目を見開く朱蘭の顔はやがて灰となり、体も消えていった。それには？と言葉をこぼす死柄木。
｢な、んでっ！殺したっ！！？｣
『あれは殺さねばならぬ、決して生きてはいけないものだからじゃ。人を喰らい人を不幸に貶める憐れで哀れな化け物よ。主の大切な子供たちが喰われていたかもしれぬぞ…？
あやつは特殊な剣で首を落とすか、日光に当てなければ死なぬ。妾の持つ血気術の魔法ならあやつは殺せる。
のうヒーローよ、守るべきものを履き違えるでないぞ。今お主が守るべきものは子供たちだろう？』
そう言って琥珀はイレイザーヘッドの傷を魔法で治した。そしてそのまま水辺から覗いている生徒たちの元へイレイザーヘッドを魔法で運んだ。
『お前たち、そやつを安全圏へ運ぶのじゃ。なーに、妾は平気じゃ…妾は最強じゃからのう』
脳無に向かって指を向ければ、一瞬にして脳無は吹き飛んだ。
｢_は？｣
『さあ、妾と遊ぼうぞ』
紅の引かれた赤い唇がニヤリと笑った。
｢っ強、チートか…？お前の個性なに？複数持ち？｣
『個性はひとつじゃ。自然を操れるぞ。魔法は妾の家系じゃな』
魔法、本来ならば詠唱をしなければ魔法は発動されないが琥珀は魔法を極めた達人で、詠唱なしでも魔法を発動させられることが出来た。ただハーフであるがため琥珀は一日に3つの魔法までしか使えない。(回数は無制限)
『死柄木と呼ばれたものよ、ひとつ聞こう。お主が持っている“鬼”は、朱蘭一体のみか？』
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すずねこ - 更新頑張ってください!! (2022年4月28日 17時) (
レス) @page9 id: 7959e43801 (このIDを非表示/違反報告)
すずねこ - おもしろいから早く続きがみたいです❗ (2022年4月9日 13時) (レス) @page9 id: 7959e43801 (このIDを非表示/違反報告)
ミルヤ(プロフ) - れんさん» コメントありがとうございます！！更新頑張ります(´TωT｀) (2022年1月20日 12時) (レス) @page9 id: 414ea6103a (このIDを非表示/違反報告)
れん - 初コメ失礼しまーす！僕好みの小説ですね！応援したます！ (2021年9月23日 15時) (レス) id: 55e91f858f (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ミルヤ | 作成日時：2021年8月19日 12時
