8話 ページ8
「_______入ってこい」
『長いぞ相澤。待ちくたびれたわ、
妾は産屋敷琥珀じゃ、以後よしなに』
相澤の言葉にガラリと扉を開け不機嫌そうに相澤を睨んだ琥珀は一変してニコリと笑ってそう言った。
USJのとき、琥珀を見たクラスメイトは声を上げ叫んだ。一方琥珀を見ていないものは誰だと首を傾げた。
「産屋敷琥珀さんだ、知ってるヤツらもいると思うがUSJの時に誤ってこちらに来てしまった子だよ。
産屋敷の席は八百万の後ろだ。
それから緑谷、蛙水、峰田は昼休みに職員室へ来るように。以上だ。」
あとは好きにしろ。そう言って相澤は黄色の寝袋に収まり眠りについた。そこからは質問の嵐だった。あの敵は何なのか、好きな食べ物は、嫌いな食べ物は…etc.
『あれは鬼。もしかしたらこれからあのようなやつに遭遇するかもしれぬ、その時は逃げろ。血は流すんじゃないぞ？あヤツらは血の匂いで近寄ってくるからのう。個性が効くかも分からぬ。個性を使う前に妾を呼べ、そうすれば妾が助けてやる』
「けっ、お前あの敵を発見!!殺してただろ！！！」
『言ったじゃろう、あれは殺さねばならぬものだと。人を喰らい平和を脅かす、そこらの敵よりも強いのじゃ。殺さねば新たな悲劇を産む。』
琥珀がそういえば、琥珀に食ってかかってきた金髪の男、爆豪勝己は舌打ちをして椅子へ座った。
『というわけじゃ、しばらくは妾がここを守る。何かあれば妾へ伝えておくれ。』
そう締めくくり、琥珀は用意された椅子へ腰かけた。そしてタイミングよく目を開けた相澤はの掛け声により授業は始まったのである。
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すずねこ - 更新頑張ってください!! (2022年4月28日 17時) (
レス) @page9 id: 7959e43801 (このIDを非表示/違反報告)
すずねこ - おもしろいから早く続きがみたいです❗ (2022年4月9日 13時) (レス) @page9 id: 7959e43801 (このIDを非表示/違反報告)
ミルヤ(プロフ) - れんさん» コメントありがとうございます！！更新頑張ります(´TωT｀) (2022年1月20日 12時) (レス) @page9 id: 414ea6103a (このIDを非表示/違反報告)
れん - 初コメ失礼しまーす！僕好みの小説ですね！応援したます！ (2021年9月23日 15時) (レス) id: 55e91f858f (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ミルヤ | 作成日時：2021年8月19日 12時
