105輪 ページ5
午後17時20分
「やっときたにゃん」
「とりあえずお昼抜く間でもなかったねぇ」
「何が3時間ですか…」
「腹減った…死ぬ」
「悪いね、私たちならって意味アレ」
「でも侑珠羽は10分くらいで来てたけどね！」
「はあ！？侑珠羽んな早えこと着いたのか！？」
『誰も土魔獣を“攻撃しろ”なんて言ってなかったでしょ？無駄な体力使うから疲れるのよ』
全員が地面に座り込み、しれっとした顔でそういう侑珠羽をまるで人間ではない何かのような目で見つめていた。
「部屋に荷物運んだら食堂にて夕食。その後入浴で就寝だ。
本格的なスタートは明日からだ。さァ早くしろ」
相澤のその一言で生徒たちはバスから自分の荷物をおろし、部屋へと運んでいく。
「おお！広い！！」
「みんなで布団並べて寝れるね！」
「後で寝る順番決めよー！」
『ほらみんな、食堂に行きましょう？夕食よ』
はーい！と元気な返事を聞き、女子たち全員で食堂へ向かった。そこには白米、肉、野菜と色とりどりな食事が揃っており、誰もがめを光らせて食いついた。
「美味しい！！米美味しい！！」
「確かに、本当に美味しいわ」
「作ってくれたのはほぼ侑珠羽よ。」
「えええ！？侑珠羽ちゃん料理の天才なん！？」
「すご、めちゃくちゃ美味しいんだけど」
「本当に！！まるでプロの方みたいですわ！」
『そんな大袈裟よ。沢山あるから沢山食べて』
あっという間に作ったご飯は全て無くなった。そして入浴の時間となったのでみんながお風呂場へ向かう。
『先行っててもらえる？あとから向かうわ』
「わかった」
近くにいた耳郎にそう声をかけ、侑珠羽は食堂へ残った。そこへやってきたのは護衛としてきた鬼殺隊だ。
『お昼に話した通りにお願いできるかしら』
「わかった」
「僕と炭治郎と伊之助がペアで、冨岡さんと玄弥と善逸と栗花落さんがペアで動くこと｣
「基本は夜の護衛のみ！ですね！」
『ふふ、うん。私だけ休んで申し訳ないけれど…ごめんなさいね。』
「お前はヒーローだろ。気にするな」
『ありがとう、義勇様。先にお風呂入ってくるわね』
みんなに見送られながら侑珠羽はタオルと着替えを持ち浴室へ向かった。
「侑珠羽やっときた！」
『ごめんなさい、遅くなってしまったわ。』
「聞いてください！先程峰田さんが_______」
『あら…後で締め上げましょうか』
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真白 - 続きが気になる.....楽しみ！ (2023年1月27日 22時) (
レス) @page11 id: 1bd364c53c (このIDを非表示/違反報告)
サミサ(プロフ) - とても面白いです。 (2021年8月8日 22時) (レス) id: d964c43780 (このIDを非表示/違反報告)
ミルヤ(プロフ) - サミサさん» 本当だ…！ご指摘ありがとうございます！！！！応援もありがとうございます！！頑張ります！！ (2021年8月8日 22時) (レス) id: 414ea6103a (このIDを非表示/違反報告)
サミサ(プロフ) - 続編おめでとうございます。頑張ってください！ (2021年8月8日 21時) (レス) id: d964c43780 (このIDを非表示/違反報告)
サミサ(プロフ) - 103輪の上の方侑珠羽は…の所が気の上になっています。木の上では？？ (2021年8月8日 21時) (レス) id: d964c43780 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ミルヤ | 作成日時：2021年8月8日 17時
