26輪 ページ26
『消太くん！！鬼がいる！！！』
「なｯ！」
『出久！勝己！！鬼がいるわ！！！
誰も近づけさせないで！！！』
「わ、わかった！！ゆずちゃんは！？」
「おいゆず！！！死ぬなよ！！！」
『分かってる！！！』
突然現れた鬼。鬼舞辻のように鬼を創れる存在がいるのか、またまた個性で鬼化させられる人間がいるのかは分からない。そして個性が効くのさえも。
この時代でみる初めての鬼。侑珠羽はただただ怒りに囚われた。
「人間、ソレモ女ダァ」
「喰ウ。喰ワセロ」
「鬼殺隊、一人ダケカ？」
『鬼殺隊のこと知ってるのね？なら話は早いわ。
鬼殺隊 階級が甲 蛇柱が継子である！！伊黒侑珠羽、参る！！！』
鬼殺隊のことを知ってる。それは鬼側に鬼殺隊を知る者がいるからか、はたまた昔からの鬼がいる…？いや鬼舞辻を討ち取ればその他の鬼は全滅すると聞いていた。それはありえないはず。
『薔薇の呼吸 壱ノ花 薔薇紅業火！！！！』
だが鬼は太陽に一番近い山でとれた鉱石で作られた日輪刀でないと殺せない。侑珠羽は日輪刀を持っていない、どこにあるかさえ分からなかった。
だから今は木刀で応戦している。ダメージを与えることは出来るものの、致命傷や頸を狩るということはできないのだ。
「日輪刀ジャネエナラ」
「俺達ハ倒セネエゼ？？？」
『そんなの分かってるわよ！！』
考えろ、ここは日陰で太陽の光はない。太陽の下に連れてけば鬼たちは灰になるが大人しく太陽の下に着いてく来てくれるはず無いのだ。
『ｸﾞｧｯ！！！』
木刀では防ぎきれない攻撃が体にへとやってくる。腕、腹、肩、背中。鬼の爪により切り裂かれてしまった箇所だ。
『っらぁ！』
「ｸﾞｯ」
重たい足蹴りを入れて鬼たちと距離をとる。鬼たちは異能の鬼らしく血鬼術が扱えた。
「血鬼術 風神」
一体は風を操り
「血鬼術 毒劇物」
もう一体は毒を操り
「血鬼術 水害｣
最後の一体は水をする操った。
その3つの血鬼術に侑珠羽は見覚えがあった。
それは前世で経験したことのある血鬼術だったからだ。
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真白 - これまでに、ない感じのお話だ！(もしあったらすまん) (2023年1月27日 21時) (
レス) @page50 id: 1bd364c53c (このIDを非表示/違反報告)
ミルヤ(プロフ) - るなさん» ちゃんと表記していない私が悪いのですが、設定の中にある（）の言葉は、このお話が始まった5歳の時のものを示しています。ご歳にしては低い身長、という意味を現してます。けして155センチが低いという訳では無いです。誤解させてすみません。 (2021年8月7日 22時) (レス) id: 414ea6103a (このIDを非表示/違反報告)
るな(プロフ) - 155で低すぎる、みたいなこと書かれていらっしゃいますが、その言葉によって傷つく人が居ることを知っていますか？そして日本の女性の平均身長は157程だったので、別に低すぎる、という訳では無いと思います。 (2021年8月7日 21時) (レス) id: 4ee036a203 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ミルヤ | 作成日時：2021年5月31日 15時
