17輪 ページ17
「侑珠羽ちゃーん！遊ぼー！！」
『分かったから。大きな声出さないで』
侑珠羽と白亜は相澤と山田にそれぞれ引き取られてから着々と成長していった。あの施設での食事は一日一食だったため2人は折れそうなほど細かった。が相澤と山田の努力のおかげか2人はあの頃よりもふっくらとし身長も伸びた。
今では中学2年生になり2人とも中学校へ通っている。
『何するの？』
「今日ね、ひざし君が仕事から帰ってくるの！だから料理作りたくて…教えてくれる？」
『いいわよ。』
「やったー！！！ならお買い物行こう！！！」
山田ひざしことプレゼントマイクはヒーロー育成に力を入れている雄英高等学校の教師をしていたらしい。そしてなんと今年から相澤もその学校の教師をするそうだ。
『そう言えば消太くんもひざしくんと同じ職場になったって言ってたような…うん、お祝いしようか』
「おおおお！いいね！！しよしよ！！！」
買い物袋を持ち近くのスーパーへ出かけるとちょうどお肉が特売日で安くなっていたようだ。迷わずそれを手に取りカゴに入れる。
「ねえねえ夜ご飯何がいいかな？」
『無難に肉じゃがとか？あとはケーキも買って帰りましょ』
「ナイスアイデア！採用！！」
じゃあ私野菜見てくるねー！
そう言って走っていく白亜
『危ないから走らないの！！』
だがこの後、合流しようと白亜をその場で待っていたが一向に白亜は現れず、痺れを切らした侑珠羽がスーパーを探し回ったが
『白亜…？どこにいるの…？』
白亜の姿はどこにもいなかった。白亜の携帯にかけても繋がらず、侑珠羽はパニックになって行く。
『白亜…！！！！どこ！！？
…！！！これ、はｯ！！！！』
スーパーの出入口付近で見つけたのは、白亜の携帯だった。侑珠羽の頭の中で嫌なことが過る。
『ゆう、かい…？し、しょ、消太くんｯ！』
侑珠羽はパニックのあまり携帯で連絡することを忘れ、相澤が居るであろう雄英高等学校へ走って向かった。
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真白 - これまでに、ない感じのお話だ！(もしあったらすまん) (2023年1月27日 21時) (
レス) @page50 id: 1bd364c53c (このIDを非表示/違反報告)
ミルヤ(プロフ) - るなさん» ちゃんと表記していない私が悪いのですが、設定の中にある（）の言葉は、このお話が始まった5歳の時のものを示しています。ご歳にしては低い身長、という意味を現してます。けして155センチが低いという訳では無いです。誤解させてすみません。 (2021年8月7日 22時) (レス) id: 414ea6103a (このIDを非表示/違反報告)
るな(プロフ) - 155で低すぎる、みたいなこと書かれていらっしゃいますが、その言葉によって傷つく人が居ることを知っていますか？そして日本の女性の平均身長は157程だったので、別に低すぎる、という訳では無いと思います。 (2021年8月7日 21時) (レス) id: 4ee036a203 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ミルヤ | 作成日時：2021年5月31日 15時
