親の再婚相手の息子が自担のシンメで私の彼氏になりました。

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「この部屋か」





着いた途端にカメラの配置、


彩花が隠れるところを決める。





このスタジオは廉ちゃんの顔パスで行けてん！


すごない？




資料室に忘れ物をしたので取りきましたって。






そのまま撮影始めるまでここにいてもいいらしいし、一石二鳥や。








「いい場所あ「ない」…返事早いわ」







食い気味で行ってきた彩花を軽くぶつ。





んー、ええとこないかなぁ。






テーブルの下だとバレるしなぁ。


んー、あっ！







「ねね、あれは？」








私が指差したのは掃除用具を入れる棚。

あの、学校でよく見かけるやつ。







「ええな、バレへんやろ！」






というわけで彩花の隠れるところは決まった。



あとカメラの場所も。









あとは復 讐のときを待つだけや。








「おはようございま…なんでお前が居んねん！」







入ってきた、あっくんに言われた。


なんでって復 讐をするためって言いたいなぁ。







「…私の好きですよ。」






とだけ言い残してポケットに手を入れてその場を後にした。








「なにを企んでるのかな」







と微笑んでる悪魔がいるとも知らずに。

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