リスくんの義妹はお砂糖担

038 ページ38

◎ YOU








あの夢のような日から数日。









母 「私たち新婚旅行行ってくるね」

父 「1週間くらい行ってくるよ」









あとはよろしく！と風のように消えていった2人に圧倒されて1日。


朝起きるとなんかボーッとする。





頭痛いわ、叫びすぎたかな。

体がやけに重いし、





…寝ぼけてるだけか。









「健人くんもう起きてる？」











リビングのドアを開けるとせっせと朝食の準備をしてる健人くん。



顔赤いね、と言われた。

確かに顔が熱い気がする。









「多分健人くんがかっこいいからだと」

健 「ふふ、ありがと。さ、座って」









いただきまーす！と大きな声で言って
ご飯をパクリ。…あれ？


味の感覚がわからない。




健人くん、2人いる？





え、アイドルって超能力持ってるもんなの？









健 「顔赤いし鼻声だし、体温計渡すから測って？」

「平気です！ご馳走様でした、準備準備」








制服を着るために立ち上がるとふわっと体が変な感じになって、

健人くんに支えてもらってる謎の状態。









健 「アッツ！絶対熱あるよね、

学校には俺から連絡しておくから寝て」





「…あい」

039→←037

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す