忍術学園に魔女がやってきた4

君に魅力の段　中在家side ページ22

私は今回の事件でかなり焦っていた

熊に吹き飛ばされた瑠衣の様子が気になり私1人で彼女を探した

彼女が学園に来てから学園も生活も賑やかになって来た

事務の仕事も食堂の料理も完璧にこなす瑠衣、そして学年関係なく彼女に吸い込まれるように忍たまが彼女の元に集まっていく、そんな忍たま達に優しく笑顔を向ける瑠衣、

彼女はそのものに魅力する

だがしかし彼女の隣にタソガレドキ組頭雑渡混奈門が瑠衣の首にクナイを当てたことで頭の中の何かがプツンと切れた

たしかに彼女は忍術学園に関係ないが心の中で彼女を守りたいと心の中がつぶやく

まだ彼女に恩返しできてないのに

中「返せ！瑠衣を返せ！」

こんな大声が出せるなんて

彼女が倒れた後

すぐに学園に帰り医務室に向かう

伊作に瑠衣を渡した後伊作の顔がいつもより苦しそうな顔をしていた


中「私も瑠衣の側にいてもいいか」
善「長次」

中「私は瑠衣を守れなかった、恩返しできないのであれば目が覚めるまで瑠衣の側にいたい」


善「…わかった」

中「仙蔵達に伝えてくれ」

保健委員が部屋を出て行き私は彼女の横に座り綺麗に眠る瑠衣の頬に手を当てた

中「瑠衣…私のせいで瑠衣を守れなかった、早く目を覚ましてくれ…まだ恩返ししていないのに」

私は瑠衣の額に唇を落とし医務室を静かに出た

おまけ
一方その頃

乱「ね、ねぇ見た？今の／／／」

きり「中在家先輩やっぱり瑠衣さんの事好きなんだ」

しん「中在家先輩が瑠衣さんにせ、せっ」

川「おっと！それ以上は！／／／」汗

鶴「スリルとサスペンスぅ〜／／／」

数「静かにしないか！伊作先輩に見られたら」

善「何が見られたら、なのかい？」

「伊作先輩！」

善「ほら、早く部屋に戻ろう？」

数「ホッ」

コソ

きり「先輩達、伊作先輩って瑠衣さんの事」

川「ああ、たぶんな」

数「なんか見てると瑠衣さんと話している時だけすごい愛しいそうな顔を見せるんだ」

乱「この前も中在家先輩が名前呼びを変えた時伊作先輩な顔が曇っていたような」

きり「伊作先輩、結構ヘタレだね」

しん「ヘタレって何？」


おまけ終了

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