忍術学園で働く魔女から指令？がきています！2【リクエスト】 (ページ14)

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久々知兵助の場合3 ページ14

久々知side

パーティーの中はたくさんの南蛮人がいたり、豪華な食事に南蛮楽器を抱えた音楽家など

広場に集まっていた
♪〜

こうしてダンスが始まった

瑠衣に教わった振り付けで瑠衣をエスコートする

瑠「久々知さん、ダンス上手ですね」

久「ありがとう、瑠衣が教えてくれたおかげだよ」

瑠衣を抱えてくるくる回ったり、一緒に回ったりして楽しいダンスを堪能した

その時
グキッ

瑠「痛っ」

久「ご！ごめん！大丈夫？」

足の振りがまだ曖昧だったみたいで露出した瑠衣の足を踏んでしまった

瑠「大丈夫！」

あー、カッコ悪いところを見せてしまったよ

それぞれ何曲か瑠衣と踊った

久「飲み物持ってくるよ、待っててね」

瑠「うん」

俺はぐらすを2人用に取りに行き戻って行くと

瑠「！…！？」

瑠衣の前に南蛮人の男が3人も囲んで瑠衣の手首を掴んでいた

俺と違い大柄な男達を前に瑠衣が困り気味だ

俺はその行動にイラつき、乱状剣で彼らの頭を叩く

乱状剣に使ったのはスプーンだ

瑠「久々知さん！」

男「(な！なんなんだ！おまえ！)」

何言っているかわからないがなんとなくわかった

久「僕の連れが失礼」

瑠衣の肩を抱き彼らを後にする

男「(日本人のチビが！)」

男「(舐めやがって！)」

男達は刃物を手に取り俺に向かってくる

俺は素手で男たちの刃物を落とし、回し蹴りをした

男「ウワァ！」

久「特性！煙玉！」

ポーン！

男「(なんだ！この煙は！)」

久「いくよ！」

瑠「久々知さん！」

煙の中瑠衣の手を引いて今のうちにその場から出る

瑠「！？く、久々知さん！」

久「あ！ごめん」

俺は瑠衣の足に痛みがあることを気付き、瑠衣を背負って外に出た

外は雪が積もっている、

俺はちょうどいい段差に瑠衣を下ろして足の具合を見る

久「痛かったなら言ってくればいいのに」

瑠「でも迷惑かけたくなかったので」

久「それが迷惑をかけているの！まぁ一応伊作先輩にみてもらうか」

俺は瑠衣の足を応急処置した

瑠「久々知さん」

久「ん？」

瑠「助けてくれてありがとうございました」

久「俺のせいで怖い目合わせちゃってごめんな」

瑠「いえ！久々知さんかっこよかったです」

久「そうか」

瑠「クシュン！」

瑠衣がくしゃみをした

久「これ着て、そんな寒い格好じゃ風邪ひくよ」

俺の着ていたブレザーを瑠衣の肩に渡した

瑠「ありがとうございます」

俺と瑠衣は雪の降る下で笑い合った

end