帽子屋の女 ページ8
エースside
エ「そういえば！俺の帽子知らねぇか」
主「それならここに」
ユキは俺の帽子を渡した
エ「ありがとう…あれ？この帽子紐切れていたんだが」
主「ああ、修理してきました」
エ「本当か！この紐根元でちょうど切れていて手芸得意なやつでもなかなか直らなかったんだ！ありがとうな！ここまでしてくれて！」
主「いいえ！そこ気になっていたので、ミシンで修理しました」
エ「すげー！縫い目が目立たねぇ！器用だな！お前は！」
主「職業は帽子屋さんですのでそれくらいできます」
エ「帽子屋さんなのか！？ならお前の店見に行ってもいいか！」
主「ええもちろん！下がお店なので一緒に降りてきてください」
2階を降りるとそこはおしゃれな店内だった
エ「すげーな！」
帽子はもちろん、帽子の紐や、アクセサリー、それに小物まで売っていた
店内の中心に緑の葉っぱの散りばった看板に金色の文字でRing of Angelsと文字が書いてあった
エ「天使の輪っか か、いい店じゃねぇか！」
主「ありがとうございます！」
エ「？」
俺はある場所を見た
店の一番端っこには作業場としてミシンやら色々置いてある、しかもそこだけショーウィンドウで遠くに狭い海が見えていた
エ「へぇー、ここが作業場か！いい所だな」
主「そこは私のお気に入りのところなんです、ここの海の景色を見ながら作業するところが癒しですね」
エ「たしかに、ここ綺麗に見えるな」
主「海綺麗ですよね」
ユキの顔は愛おしいそうにガラス越しの狭い海を見上げている
エ「Aお前、もっと海広い海みてみないか？」
主「見てみたいですね」
エ「なら、俺と一緒に海に出ないか？」
主「で、でも」
エ「俺達の船に乗ろう、お前に広い海を見せてやりたい」
俺はAに何いってんだ？
そんなの
主「すみません、店を離れるわけにはいかないので、お気持ちは嬉しいですけどごめんなさい」
エ「そ、そりゃそうだな！悪いな！変なこと言って！あはは」
主「でも海のこといっぱいお話しくださいね！」
ドキッドキッ
まただ
そういえば
エ「あ！早く戻らねえと！みんなに怒られてしまう！」
俺は急いで荷物と帽子を持って店を出る
エ「ありがとうな！じゃあな！」
主「またお越しくださいませ！」
おまけ
モ「Aちゃん大丈夫だったか？」
主「何がですか？」
モ「あの男は…」
…
エ「悪い悪い！」
マ「エース！おせぇよい！」
サッ「そういえばエース、帽子の紐治ったのか？」
エ「ああ、天使に直してもらったんだ」
マ、サッ「は？」
end
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みるか - ほんとだ！面白いので更新がんばってください！！！！ (2月18日 0時) (
レス) id: 9380aa8e4c (このIDを非表示/違反報告)
よっちゃんイカ(プロフ) - みるかさん» コメントありがとうございます！至急直しました！ (2月16日 6時) (レス) id: 24435054e4 (このIDを非表示/違反報告)
みるか - ページ16のエンジェルがアゲルスになってますよ！ (2月16日 2時) (レス) @page16 id: 59424b5a12 (このIDを非表示/違反報告)
よっちゃんイカ(プロフ) - これでみなさんの小説にもご自由に名前変換ができると思います！みるく様、。様、＋様教えていただきありがとうございした！これからも私の作品をよろしくお願いします。 (2022年9月4日 6時) (レス) id: bd5008a586 (このIDを非表示/違反報告)
よっちゃんイカ(プロフ) - みなさん名前変換のやり方ありがとうございました、、 (2022年9月4日 6時) (レス) id: bd5008a586 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：よっちゃんイカ | 作成日時：2022年8月1日 23時
