忍術学園で働く魔女から指令？がきています！【リクエスト】

秘密のお茶会の段前編 ページ40

K様:リクエスト

鉢屋side

鉢「…」

俺はある券を持ってある人の自室に行く

回想

老「おお！にぃちゃん！いい所に！」

街中で一人の老人に声をかけられた
鉢「は、はい」

老「これうけとってくれねぇか？」

渡されたのは美味しいと評判の甘味処の券2枚だった

鉢「それを僕に？」

老「実は今度わしと家内と一緒に行こうとしたけど家内が腰を悪くしてしまってね、この券期間限定でやってるから行けないんだ」

鉢「いいんですか？」

老「ああ、にぃちゃんも恋人いるだろ？彼女誘って行ってわしらの代わりに行ってきなさい」

…

とのこと

この券は期間限定でカップル、夫婦でないと入店できないらしい

俺はある人の自室に行く そう、魔女の早川瑠衣の部屋へ

実は俺は瑠衣に好意を寄せている

他の忍たまも瑠衣に好意を寄せているものが多数いる

だから少しだけ独り占めしてもいいだろうか

だが瑠衣自体は俺のことを少し嫌っている

俺が少しからかったら少し顔を顰めるほど

だから俺の誘いを断るのかわからない

ここは一か八か瑠衣の自室に行き誘う

確か今日は仕事がないから自室にいるはず

ガララ

鉢「瑠衣ー、話があるんだがぁ」

乱「あれ？鉢屋先輩」

きり「どうしたんすか？」

瑠衣の部屋に乱太郎きり丸しんベェが瑠衣のペット達と一緒にいた


鉢「瑠衣に用があって…おまえたちはどうしてここにいるんだ？」

乱「瑠衣さんならペット達の餌を作りに食堂に行きましたが」

きり「俺たちはペットのお世話を任されました」

鉢「そうか、ありがとう」

俺は食堂に向かう

食堂にて

ザクザク
瑠「やっぱり野菜も入れないとなー、最近肉だらけだったからルギなんてあと少しでツチノコみたいになるか」

ダダダ

鉢「瑠衣ー！」

瑠「三郎⁉︎」

鉢「はぁ、はぁ」

探したから汗がびしょびしょになった

瑠「さ、三郎大丈夫⁉︎」

鉢「ああ、それよりも…今週末…空いてるか？」

瑠「え？休みですけど」

鉢「こ、これ一緒に行かねえまか？」

俺は瑠衣に券を見せた

瑠「これカップル限定ですか？」

鉢「まあまな、俺のお目当ての甘味が食べたいから、恋人のフリして一緒に行かね？」

お目当ての甘味てのは嘘

ただ瑠衣と街に出たかっただけ

瑠「暇だしいいよ、ちょうど甘いもの食べたかっただけだし」

鉢「ほ本当か？」

瑠「三郎の奢りで」

鉢「な、なんだと！まぁいいが」

瑠「フフフ」

鉢「時間は後で伝える」

瑠「うん」

案外誘いを受けてくれるとはよかった

？「え！鉢屋先輩と」

？「瑠衣さんが！」

？「デート⁉︎」

食堂の後ろからのぞかれたとはしらずに

end

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