あのコのお仕事【斉藤壮馬】

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「壮馬！誕生日おめでとう！」

斉「ありがとーう！また歳取っちゃったなぁ…」

「まだまだ若いじゃん笑」

斉「確かにね笑」

「えーと…あの…」

斉「どうしたの？」

「今日、私がご飯作ってみたんだけど…食べる？」

斉「え？！作ってくれたの？食べる食べる！」

「へっ？！本当に？無理して言ってない？！」

斉「無理なんかしてないよ。Aが俺のために用意してくれたんでしょ？食べるに決まってるよ」

「そっか、じゃあ用意してくるからゆっくりしてて！」

斉「うん、待ってるね」




「どーぞ！煮込みハンバーグとナポリタン、コーンスープだよ！」

斉「美味しそー！いただきます！」

「召し上がれ〜」

斉「ん！美味しい！！」

「本当？！よかった…」

斉「いつの間に作れるようになってたの？？」

「結婚してから初めての誕生日だから作ってあげたくて…香菜ちとか姉さんに教えて貰ってたの」

斉「え？！ほんとに…好きだなぁ…」

「すっ…？！ほ、ほら！食べよ！冷めちゃうよ！」

斉「はいはい笑」







斉「ご馳走様でした！本当に美味しかった…俺のためにありがとう」

「いえいえ。喜んでもらえてよかったよ〜」

斉「洗い物は俺がするよ」

「いーや！私がする！今日は壮馬が主役なんだからー！」

斉「ぶー…けち」

「むっ…じゃあお皿拭いてもらえる？」

斉「わかった！」

「あの時もこんな感じだったよね」

斉「あぁ、付き合った日？」

「そうそう。あの時は本当にびっくりしたなー」

斉「ふはは笑」

「でも…すっごく嬉しかった。一生忘れないよ」

斉「俺も忘れない。というか忘れたくないしね笑」

「さて壮馬さん。ここで1つお話が」

斉「なにー？」

「私なんと…」

斉「なんと…？」

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