・(恋愛要素入ってきます) ページ28
「シャワーもらったよ。ありがと」
斉「いいえー。ご飯ももうできるからその辺に座ってて」
「はーい」
斉「…よし、できたよー」
「おー!美味しそー!」
斉「最近は寒いからね〜。うどんにしました!召し上がれー」
「いただきまーす!」
斉「どう?美味しい?」
「んー!!やっぱり美味しー!!」
斉「よかったよ笑」
「母さんの料理よりも好きかもしんない…」
斉「やめて?俺が怒られる笑」
「はっはっは笑」
「ご馳走様でした!」
斉「お粗末さまでした。食器は流しに置いといて?」
「いや!ご馳走様になったんだから洗い物くらいするよ!」
斉「えー?できるー?笑」
「むっ…壮馬の意地悪…洗い物くらいはできるよ!」
斉「じゃあお願いしようかな?俺は食器拭くね」
「はいはーい」
「本当に壮馬って料理上手だよね」
斉「そうかな?」
「そうだよ!掃除だって得意だし…きっといい旦那さんになるんだろうな〜。将来のお嫁さんは幸せ者だろうね!」
斉「お嫁さんか…」
「んー?あ、さては好きな人でもいるな?!」
斉「べつに…」
「ほれほれー?私に話してごらんなさい?」
斉「…俺が好きな子はね。」
「ふんふん」
斉「ずっと一緒にいるんだ。」
「ずっと?幼なじみとか?」
斉「うーん…それはまた違うんだけど…その子は誰よりも努力家で、でもそれを誰にも悟らせない。身内にさえも。」
「その子の事よく見てるんだね。壮馬は」
斉「え?」
「だってさ?身内にさえ分からない事を壮馬は知ってるんでしょ?すごくない?!」
斉「はは笑そうかもね笑」
「それでそれで??」
斉「その子にとって俺は親友みたいな感じでさ、俺の気持ちになんかちっとも気づいてくれないんだよ。
…あ、参考程度になんだけどAならどうしてほしい?」
「私?参考になるかは知らないけど…私は真っ直ぐにその気持ちを伝えてほしいかな。」
斉「真っ直ぐに?」
「そう。ゆっくりでもいい、不器用でもいい、その人の言葉で伝えてほしいな」
斉「そっか…ありがとう」
斉「ねぇ、A」
「ん?」
斉「俺、Aの事が好き」
┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈自分で書いといてなんだけど告白までスパン短すぎるな。許してちょんまげ
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作者名:さく | 作成日時:2023年7月4日 22時