検索窓
今日:32 hit、昨日:22 hit、合計:79,757 hit

ページ25

梅「じゃあ俺が貰ってもいいですよね」

斉「え?」

梅「俺はAの事、ただの友達とか思った事ないんで。俺だけじゃないっすよ。江口さんだってそうだし。」

斉「…め……だ…」

梅「え?」

斉「だめだよ!そんなの!!」

梅「なんでですか?壮馬さんとAは友達なんですよね?なら関係ないじゃないですか」

斉「関係なくない…関係なくないよ…だって…俺とAは親友で…」

梅「そうやって恋人でもないのに親友ってだけでAを傍に縛り付けるんですか?好きでもないのに。いつか壮馬さんは結婚して、それでもAは傍にいなきゃいけないんですか?」

斉「そ…れは…」

梅「なんでわかんないかなぁ…」

斉「…え?」

梅「好きなんでしょ?Aの事」

斉「好き…?俺が…?」

梅「何年もずっと近くにいたから気づかなかったんでしょ。それとも本当に親友ってだけですか?それならAを自由にしてやってください」










斉「…いやだ…俺は…おれは…Aの事が好きだ。だから、梅ちゃんには渡せない。ごめん。」

梅「はぁ…やっと気づいたかよ…」

斉「へ?」

梅「いつまでも自分の気持ち見て見ぬふりしてるからカマかけただけです」

斉「じ、じゃあ梅ちゃんはAの事は…?」

梅「誰が好きになるかよ」

斉「っはぁぁぁ…よかった…」

梅「じゃ、あとはよろしくお願いします。俺明日早いんで」

斉「え?」

梅「俺、Aの家知らないんで」

斉「あ、あぁ…」

梅「襲うなよー」

斉「なっ…!!」

梅「じゃあお金ここ置いときますね。また飲みましょー」

斉「うん。また行こうね。…梅ちゃん」

梅「なんですか?」

斉「ありがとう」

梅「ふっ笑じゃあまた」












梅「あーあ…最悪…なんで余計な事したんだよ…クソ…」

プルルルル…プルルルル…

梅「あ、江口さん?今から家行っていいっすか?」

江「いいよ。宏太朗もいるけど大丈夫?」

梅「あー…まぁあいつならいいか。行きます」

江「はいはい。待ってるよ」

・→←飲み



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 10.0/10 (34 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
164人がお気に入り
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:さく | 作成日時:2023年7月4日 22時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。