丁重にお断りします。【JK】 (ページ10)

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【UNKNOWN〜〜〜〜！！！】

MCの紹介の元私達は入場する。

さっきほどの乙女モードが嘘のように、オンニ達はアイドルとして堂々としている。

私も外面ではアイドルモードだが、先程のモヤモヤが残っていた。

そして、
そのモヤモヤ次第にイライラへと変化して行く。

それは何故かと言うと、生放送中もチョンジョングクからの視線を感じるからだ。

私達が入場して席に着いた時も、

パフォーマンス中も、

パフォーマンスが終了して他のグループを見ている時も、

ずっと視線を感じる。

JK ｼﾞｰ

「…。」

JK ｼﾞｰ

鬱陶しい。

しかも器用なことに、カメラに抜かれるとなった時は自然に他のグループのパフォーマンスを見て楽しんでいるかのように振る舞う。

なんて小賢しい奴なんだ。

我慢できなくなりチョンジョングクを睨みつけると、奴は嬉しそうな顔をしてニコニコと微笑んだ。

「(こっちを見るな)」

私が口パクでチョンジョングクにそう言うと、

JK「(いやだ)」

why？？？？？？

何で奴はこんなデメリットでしかない行動をするんだ。

ファンの監視は意外とすごいんだぞ！

侮るなよ！！！

こんな事をしていたら明日にはTwitterが炎上するんだからな！

と言う気持ちを込めてチョンジョングクを再び並んだ後、ステージの方へと目をやった。

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