丁重にお断りします。【JK】 (ページ9)

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入場の順番はBTSが入場した後、私達だ。

こんなところまで並べなくてもいいのに、と不満を持ってしまう。

入り口の所へ向かうと、もうすでにBTSは待機していた。

そこにはチョンジョングクの姿も。

私は出来るだけ彼の視界に入らないように、背の高いウルフオンニの後ろへと隠れる。

ウルフ「どうした、A？」

「一瞬でいいから壁になってください。」

ハテナマークを大量に浮かべるウルフオンニは無視をする。

これは死活問題なんだ。

ちら、とチョンジョングクの方を見るとこちらをガン見していた。

チラ見から進化してるんじゃねぇよ！！！

JM「ジョングガー？何してんの。もう行くよ。」

JK「はーい。」

　

最後にもう一度私の方へと視線をよこしたチョンジョングクは、綺麗にウインクしてステージへ行った。

ウルフ「え、なになになに！今の！」

エース「Aいつからあの子と仲良かったの！！！」

ノア「今、ウインクしたよね！！！！」

サニー「きゃー！！！！！！」

「うるさい！！！」

そんな所をばっちりと目撃したオンニ達は乙女モードである。

マンネには恋愛は早い、だとか。

あの音楽にしか興味ありませんって顔してたマンネが、だとか。

余計なお世話&やかましいです！！

だいたい、私達はそんな関係でもないし！！

そもそも友達になろうって言うのも断ったし！！

「ほんと…なんなんだアイツ…。」

一瞬にして私の心にモヤモヤを残したチョンジョングクはマジで許さない。

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