丁重にお断りします。【JK】 (ページ16)

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そうそうに帰りたい案件ページ16

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待ちに待ったもいない、むしろ来ないでくれと願った顔合わせ当日。

私は今かの有名なエンターテイメント会社に来ています。

受付を簡潔に済ませ、顔合わせをする部屋に案内される。

案内してくれている人によればもうすでにSUGAさんら来ているらしい。

意外と真面目なんだなと、失礼な事を思っていると部屋に着いてしまっていた。

「こちらになります。」

「あ、ありがとうございます。」

ペコリと丁寧にお辞儀をされたが、行かないでくれと切に願った。

まぁ、その願いも虚しく案内人は言ってしまったのだが。

扉をノックする。

すると、中からどうぞと声がする。

ゆっくりとドアノブに手をかけ扉を開けると、

そこには＿＿＿＿＿＿

JK「あ！アニョハセヨー！！！」

チョンジョングクがいた。

なんでいる？！

突然の登場に驚きを隠せない私に、目をキラキラさせ私に近づいてくるチョンジョングク。

JK「会いたかったです〜！！」

なんだその握手会に来るファンみたいな反応は。

私が顔を歪めているのをガン無視して、手を握りブンブンと振り回すチョンジョングク。

ふざけんな！！いたいだろうが！！！！

「はなせ！！！」

JK「あはは〜。嫌でーす。」

「はぁ？！」

なんだ、ほんとにこいつ。

私はこの部屋に入って5分もたたないうちにお家に帰りたくなった。

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