丁重にお断りします。【JK】 (ページ12)

今日:18 hit、昨日:8 hit、合計:58,561 hit

こうなることは予想されていた。ページ12

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SNSを使ってcatcher達と交流していると、良い事ばかりではなく悪いことも目に入ってくる。

一応、芸能人だしちょっとしたことで叩かれたり炎上したりすることはザラにある。

だから、そんなこといちいち気にはしてられないと分かっている。

分かってはいるものの、

【BTS ジョングクとUNKNOWN A】

なんてトレンドに上がっていれば嫌でも気になる。

もちろん内容は昨日の音楽祭のことだろう。

「はぁ…」

ため息しか出ない。

だいたい私は忠告した。

私の方ばかり見るなと。

なのに奴が永遠と飽きずにこちらを見続けてくるから面倒くさくなって無視をした。

その結果がこれだ。

「はぁ…」

今日は私だけ午前中オフで、宿舎に一人でいるため自己嫌悪に陥ってしまう。

午後からはお仕事なので切り替えは大事なのだが…。

　

「はぁ…」

大きすぎるため息が止まらない。

そんなことを自室の部屋のベットでしていると、突然電話の音が鳴り響いた。

普段、携帯を携帯しておらず電話にもあまり出ないため突然のことに咄嗟に電話に出る。

「はい、もしもし。」

マネ「A、突然のことでホント申し訳ないんだけど」

マネージャーからの電話なんて珍しい。

普段はサニーオンニに連絡するかメールでのやりとりしかしないので、急用なのだと察する。

「はい、どうしました？」

マネ「今すぐ会社に来てくれない？社長が今すぐ呼べって聞かなくて。」

「え。」

あのとんでも社長からの呼び出し？

行きたくな。

社長「おーい、Aちゃーん？さっさと来ないとお前の恥ずかしい動画ばら撒くぞ？」

は？

その脅しはねぇでしょ、くそ社長が！！！

「分かりました…今すぐ行きます。」

そう言って思い切り通話終了のボタンを押した。

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