ディナーの時間 ページ9
室内に入るとすでに
食卓についている人達がいた。
(人とカウントして良いのか悩ましい
ツノの生えたやつもいる)
テーブルに食事を並べていた
ぐるぐる眉毛が僕の存在に気づき
「あのときのナンパ野郎！！」
と指をさした。
その瞬間に「お前が言うのかよ、それ」と
ウソップの口から小さなツッコミがこぼれ出た。
「サンジも島で会ってたのか？」とルフィ。
「あー…そんなかんじだ。話は食いながらにしよう」
と、ぐる眉…いや、サンジさんが
食器棚から数枚、皿を追加で運びながら言った。
うまそーな料理が並んでいるので
ぜひとも頂きたいのだが
急にやってきた僕の分はないだろう。
そんな僕の心境を汲み取ってか
サンジさんは
「よく食う奴らだから多めに作ってある。
賑やかなのが好きな奴らだ、
人が増えて困るなんてことはねェよ」
と言ってキッチンに戻って行った。
部屋を見渡すとゾロさんと
ロビンさんも座っていた。
僕の顔を見て、ロビンさんはふふ、と笑うだけだったが
ゾロさんは結構驚いた顔をしていた。
さっき言ったツノの生えたやつは
チョッパーという名前で船の船医らしい。
「Aこっち座れよ！空いてんぞ！」
とウソップが声をかけてくれたので横に座る。
右にウソップ、左にチョッパー。
「おい！お前…名前は…」
とサンジさんが聞くと
僕が口を開くよりも早く
ルフィが「Aだ！」と答えた。
多分今のでこの部屋にいた人たちは
僕の名前を覚えただろう。
「A、カレーは辛口、中辛、甘口…
どれが好きだ？」
「すきなのは…」
食べ物を好きか嫌いか、だなんて
見方をしたことがなかった。
うまいから食うとかそんなんじゃなくて
生きるために食っていたから。
「コックさんのおすすめは？」
僕がたずねると、
サンジさんはニヤリと笑って、
辛口だと言った。
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(名前)(プロフ) - っちゃんさん» ありがとうございます！！がんばります！！！ (4月2日 22時) (
レス) id: 137cf07f9f (このIDを非表示/違反報告)
っちゃん - 楽しいです。頑張ってください！ (4月2日 20時) (レス) @page11 id: e208a5b636 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：(名前) | 作成日時：2024年3月27日 10時
