カワイー顔 ページ13
あの後、料理中のサンジさんを
邪魔しまいと部屋を出た。
海を眺めながら、僕は思った。
島から出たこともない、
船に乗ったこともない男が
一晩波に揺られて寝ていたのだ、と。
ワクワクと似たような気持ちが
僕の体を駆け巡った。
この様子だと二度寝は厳しそうだ。
見張りをしていたというウソップが
寝るために男部屋に入っていくのと
同じタイミングでルフィが起きてきた。
そしてその数分後に
女部屋から出てきたロビンさんと
ルフィと話して僕は時間を潰した。
しばらくしてみんなが揃ってから(夜中に見張りをしていて
まだ寝ているものもいた)食事が始まった。
「お前ナミとおんなじの食ってんだな」
横に座ってるルフィが
僕の手元にある皿を見て言った。
その声でナミも僕の目玉焼きに
同じオレンジソースがかかっていることに
気付いたようで「気が合うわね」と笑っていた。
船でナミが育てているみかん(実家から持ってきたのだと
彼女は言った)を使っているらしい。
普段食べている目玉焼きとは
完全に別の料理のように感じた。
「はじめて食べたけどなかなか美味いね」
と僕がいうとナミは自慢げな顔をした。
自分の育てたみかんを使っているからなのか
仲間の料理を褒められて嬉しかったからなのかはわからない。
でも、カワイー顔だと思った。
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(名前)(プロフ) - っちゃんさん» ありがとうございます！！がんばります！！！ (4月2日 22時) (
レス) id: 137cf07f9f (このIDを非表示/違反報告)
っちゃん - 楽しいです。頑張ってください！ (4月2日 20時) (レス) @page11 id: e208a5b636 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：(名前) | 作成日時：2024年3月27日 10時
