にーちゃんの妹はAssassin！【あんスタ×暗殺教室】

第8話 ページ10

次の日の体育の時間

烏「仁兎は今からちょっとした実力テストを行う」

『はい』

実力って言ってもダンスしかできないんだけどな〜
あ、でも前にひなた君とゆうた君に少しアクロバティックな動きを教えてもらったな…

烏「まずはこのあいつ用のナイフを少しでもいいから俺に当ててみろ」

そういう実力か…

『わかりました』

そしてやってみたけど…

『ぜ、全然当たりゃない…』

烏「体の動きがそんなに悪くないな…
次は銃であの的を打ってみろ」

次は射撃？
射撃なら出来る！
これでも夏祭りで射撃屋巡りして全店お断りを受けた経験あるからね！

『わかりました！』

結果から言おう、全部当たったドンピシャにね！
楽しかったよ！

烏「これはすごいな、射撃の腕は速水と千葉と同レベル…いや、それ以上かもしれん…」

カ「るなちゃんすごい！」

烏「仁兎、射撃のテストをもう少しやるぞ」

『はい！』

そのあと、動いてる的、距離がある的、ついでに動きながら打つ的も色々やった

『これでフィニッシュ！』

烏「全部真ん中…ありえん…」

皆は他の訓練をやめて私の方を見ていたようで
すごい！と口々に言っている。

烏「これは相当な戦力になるな」

『ありがとうございます』

烏「ナイフの方も頑張ってもらうぞ」

『ハイ…』

カ「それにしても射撃の時のるなちゃんいつもと全然違ったよね！」

確かに仕事の時みたいな感覚だったような…
つまりはいつもの私ってことだね

『たぶん、あれが本当の私…なれた時の私ですね』

業「つまりなれたらああなるのか」

前「本当のるなちゃんの方が俺好きだからなれてもらうように頑張るぞ！」

『私も努力しますね』

第9話→←第7話

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す