3話 ページ3
新聞部の活動は主にぼく達の住んでいる町のことや学校で起こった事などを書いていた。
入部したばかりのぼくはいつも新聞を作るための道具の整理や資料の整理の手伝いをしていた。
結局、一緒に説明を受けた友達は別の部活を選び、1年で新聞部はぼく1人だった。
まだ雑用ばかりだったが資料を整理しながらいろいろな町の歴史など知らなかった事がたくさんあり楽しくもあった。
『楽しそうだねAくん』
不意に後ろから声を掛けられた。一瞬驚きながらも振り向くと先生がいた。
先生は生徒達と親しく触れ合うためにあえて下の名前で呼んでいた。それにぼくの生まれ育った町は田舎で苗字も同じ生徒が多かったのもあるのかもしれない。
『はい…今まで正直興味なかったけど、こうして見ているとこんなにも歴史がある町だなんて思いませんでした』
『あはは、それは良かった。町の歴史なんてこうしてみないとわからない事もあるし知る喜びを分かってもらえて私も嬉しいよ!』
話しながら先生は満面の笑みを向けた。
ぼくはそんな先生の顔を見てはっきり気づいた。
ぼくはこの女性に恋してしまっている。
- 金 運: ★☆☆☆☆
- 恋愛運: ★★★☆☆
- 健康運: ★★★★★
- 全体運: ★★★☆☆
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革ベルト
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西 - この方角に福があるはずです
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作者名:想夜 | 作成日時:2020年5月22日 0時