検索窓
今日:2 hit、昨日:0 hit、合計:952 hit

3話 ページ3

新聞部の活動は主にぼく達の住んでいる町のことや学校で起こった事などを書いていた。

入部したばかりのぼくはいつも新聞を作るための道具の整理や資料の整理の手伝いをしていた。

結局、一緒に説明を受けた友達は別の部活を選び、1年で新聞部はぼく1人だった。

まだ雑用ばかりだったが資料を整理しながらいろいろな町の歴史など知らなかった事がたくさんあり楽しくもあった。

『楽しそうだねAくん』

不意に後ろから声を掛けられた。一瞬驚きながらも振り向くと先生がいた。

先生は生徒達と親しく触れ合うためにあえて下の名前で呼んでいた。それにぼくの生まれ育った町は田舎で苗字も同じ生徒が多かったのもあるのかもしれない。

『はい…今まで正直興味なかったけど、こうして見ているとこんなにも歴史がある町だなんて思いませんでした』

『あはは、それは良かった。町の歴史なんてこうしてみないとわからない事もあるし知る喜びを分かってもらえて私も嬉しいよ!』

話しながら先生は満面の笑みを向けた。

ぼくはそんな先生の顔を見てはっきり気づいた。

ぼくはこの女性に恋してしまっている。

4話→←2話


  • 金 運: ★☆☆☆☆
  • 恋愛運: ★★★☆☆
  • 健康運: ★★★★★
  • 全体運: ★★★☆☆

ラッキーアイテム

革ベルト

ラッキーカラー

あずきいろ

ラッキーアルファベット

X

ラッキー方角

西 - この方角に福があるはずです


目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 10.0/10 (1 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
設定タグ:恋愛 , 学園 , 遠距離   
作品ジャンル:その他, オリジナル作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:想夜 | 作成日時:2020年5月22日 0時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。