好きになった相手は特進クラスの武田信玄 (ページ49)

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日常 47 ページ49

武田「…………」

「？どうした」

ジッと俺を見つめる武田、なんだ、怖いぞ
なにか喋れこの野郎

「え、なんだい？」

武田「…なんかもう隠すのもあれだし、このままだとダメな気がするから言うわ」

「お？おぉ」

なんだ？俺は特進クラスには入らんぞ？？

武田「俺が今から言うことは嘘じゃねぇ、本当の事だからな」

「は、はい」

えー…すげぇ怖いんだけど、雨の音が今は救いだ
これが晴れならこの空気に耐えれない気がする

武田「俺は…俺が好きな奴はお前だ、A」

「へー…… は！？」

突然すぎる、待て待てどんな流れで告白してんだコイツは下手くそか！なんでちょっと笑ってるんですかね武田信玄よ

「いやいやいやいや、武田のタイプと違うだろ！」

武田「あれはお前が勝手に言ったことだろうが、俺はお前と話すようになってから好きになってたんだぞ、タイプかどうかは知らねぇけど俺が好きになったのは紛れもなくAだ」

「いやいやいやいや……無い無い無い」

武田「まぁそういうことだ、返事はどっちでもいい断られても諦めねぇけどな」

笑いながら言う隣の男、マジで…意味が分からん！
あーー顔がとても熱い…嘘だろ
その後もなんやかんやあり、次の日が来た
隣の武田はまだ眠っている

「嘘だといいんだが、嘘じゃないんだよなぁ…」

どうしようか