好きになった相手は特進クラスの武田信玄 (ページ48)

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日常 46 ページ48

「……やることないし保健室行くかー」

武田「あぁ」

保健室に移動してベッドに横になる
あー…いい感じだ

「でも寝るにはまだ早いんだよな
武田〜面白い話してくれ」

武田「面白い話だと？なんも思いつかないぞ」

「えー俺も何も無いなぁあ、うちのクラスに秀吉と上杉と伊達と信長と榊原のファンがいる」

武田「俺はいねぇのか」

「聞いたことないから分からんなー」

武田「居なくていいけどよ」

「そんな悲しいこと言うなよ武田信玄くんよ」

武田「お前のそのたまにフルネーム呼ぶ癖は、何なんだ？」

「面白くない？フルネームで呼ぶの」

武田「全く理解出来ねぇ」

「悲しいそういえばこの前ロックバンドみたいな奴と話したんだよな、竹中…だっけ？」

武田「そうだなお前嫌われてるんじゃなかったのか？」

「嫌われてるんじゃなくて、よく思われてないだけ」

武田「一緒だろで？どうしたんだよ」

「何回もこっち来たり他の奴らがお前のクラスに行ったりするくらいなら、ここに来ればいいんじゃないかってあの竹中からだぞ！？俺はびっくりしすぎて固まったぜ」

武田「明日理事長に申請するか？特進クラス入りに」

「追い返されるって、無理無理」

武田「やってみなきゃ分かんねぇだろ」

「秀吉が1回勝手にやったらしいけど拒否されたってさ」

武田「本人じゃなかったからじゃねぇの？」

「まぁ俺は今のクラスでもいいさ」

欲を言うなら特進クラスにお邪魔したいけど、俺は合わないだろうな特進クラスは