好きになった相手は特進クラスの武田信玄 (ページ46)

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日常 44 ページ46

まぁそうか、と思い開ける
やっぱり閉めてる時よりもいいな
ネックレスまで手を持ってきて、触り出す武田
？やっぱり自分が欲しかったのか？

武田「…似合うと思って買ったが、想像以上に似合ってるぜ明日から前開けてろよ」

「えー恥ずい」

武田「そのうち慣れるぜ」

「閉めてるよりいいから開けるけども」

武田「よっしゃ」

ガッツポーズをした武田何なんだ……
カードフォンが鳴る、見るとみやびから

みやび[Aちゃん、今日は学校にお泊まりですか？気をつけてくださいね！ではまた明日]

[ありがとう、また明日〜]

送信してカードフォンをしまう

武田「誰からだったんだ？」

「みやび」

武田「そうか」

パンを食べ終わってベンチに寝転がる
雨はまだ止んでいない

武田「明日も雨予報らしいけど、どうすんだ？」

「あー…今日より弱かったら帰る、さすがに2日連続で泊まる気はない」

武田「連続では泊まりたくないのか…
……夜の学校ってすげぇな、こんなに静かなんだな…」

「そりゃあね五月蝿い人らは居ないし」

肝試しとかしたくなる気分も分かる
夜の学校は変にワクワクする
昼とは真逆の雰囲気、とても楽しい

武田「好きな人と閉じ込められた奴はさぞ嬉しいだろうな…」

「2人っきりになれるんだし当たり前じゃね？」

片方が相手のこと好きじゃなかったら、地獄だろうけど可哀想に