好きになった相手は特進クラスの武田信玄 (ページ39)

今日:21 hit、昨日:17 hit、合計:7,490 hit

日常 37 ページ39

──2日後──

出る前にカードフォンで着けたネックレスを見てみる、鏡など俺の家には無い洗面台のも諸事情で使えない状態である
ふむ…やっぱり似合わんな学校のジャージには
まぁいいかといつも通りドアスコープから外を覗く、今日は誰もいない
学校に着いた

「…なんか、恥ずかしくなってきたな……よし」

いつもジャージは前を開けているけど、閉める
これでよかろう、まだ誰かに会う時間じゃないが
教室に行き鞄を置いて、教室を出て曲がった瞬間誰かにぶつかった前も信長にぶつかったよな…
誰だと思い顔を上げればおやまぁ…

武田「よぉ」

「は、早くね？」

武田「今日は珍しく早い時間に目が覚めたし、お前は居るだろうと思って早く出た」

「ほ、ほぉ…てかぶつかってすまぬ」

武田「そんなことはいいんだよ ……てかお前、なんで今日は前閉めてるんだ？」

「理由は無いよ気分、後で開ける」

武田「ほう」

何かを含んだ声だ、なんだ？バレたか？
なんかニヤついてるコイツのこういうとこ怖い

「なんだ？楽しそうだな」

武田「何でもねぇよそれより校内案内してくれよ」

「何故」

武田「毎日彷徨いてんだろ？俺達が知らない教室とかあるだろうしな旗印の為にも詳しくなりてぇんだよ」

「あぁ…」

まぁコイツらの方が旗印はやるしやられるし、隠れるためや逃げるためには良いかもな