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日常 21 ページ23
昼が終わって次の授業
寝そうになりながらも何とか耐えた
その授業も終わり、移動教室
歩いていると前から人だかり
特進クラスだ どうやら入れ替わりのようだ
次々と俺の横をすり抜けていく特進クラスの人達
井伊や榊原が俺に一言言って通り過ぎる
仲良いなぁ…あの4人組
最後は武田だ、俺の目の前で止まったから俺も止まる どうしたのかと思えば
武田「Aは俺の服装好きじゃないのか？」
昼のことを引っ張ってきた
嫌いでは無いと言うと、それでもちょっと不満そうだった 何なんだろうか？
家康の服が好みと言ったのが気に食わなかったのか
はたまた他の理由か
「……家康の服装は好みだけど着たくはない、でもそのコートは、着てみたいと思うぞ」
素直な感想を述べると
ちょっと驚いたあと、満足気に頷いた
とりあえず機嫌は直った…のか？
武田「そうか！なら今度着させてやるよ」
そう言って歩きはじめた しかもスキップ
…よく分からん奴だ、時間が迫っていたので急いで次の教室に向かう
スキップしながら去っていった武田に対して、可愛いと思ってしまったのは黙っておく
本人に言ったら絶対怒られる
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作者名：菜哉 | 作成日時：2022年10月14日 1時
