好きになった相手は特進クラスの武田信玄 (ページ16)

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日常14 ページ16

ちょっとボーッとしながらモニター見ていたら
廊下から足音や叫び声が聞こえて、意識がハッキリしたもしかしたらちょっと寝てたかも
旗印戦が始まって15分が経過している
家康はホールに居た、周りには既に倒された生徒が30人程強いな、疲れている感じもしない
余裕そうだ

そしてブザーと放送
この旗印戦、家康の勝利で幕を閉じた

「人数が多いからと言って、勝てるとは限らないんだよな…逆にそれが仇となる場合もある」

…ちょっとかっこよく呟いてみた
誰も聞いてないけど聞かなくていいんだよ

そして昼、屋上──

家康「手応えが無い奴ばかりだったな、準備運動にもならん」

武田「人数でどうにかしようとしてんのが見え見えなんだよな」

秀吉「Aちゃんは見てたんか？」

「おう参加する気もないよ」

みやび「出ない方がいいと思います」

「指名されたら断れないから仕方ないけどさぁ」

俺を指名してもメリットは無いが

武田「そういえば今日は毛利と登校したんだってな」

「なんで知ってんだ怖」

武田「秀吉と毛利が話してたからな、教室で」

「あぁ…それでかたまたま出会っただけさ」