俺の平穏 27 ページ29
今日は調理実習
ご飯と味噌汁と焼き鮭+大根おろしを作るらしい
定番の朝ごはんだな
俺の班は 俺、みやび、秀吉、武田
ざっと他の班も見てみるが家康は居ない
いつしかの調理実習の時も居なかったなアイツ
みやび「秀吉くんとAちゃんは兎も角、武田くんとは珍しいですわ」
武田「俺もだ 俺のポジションは信長だと思っていたんだがな、まぁいい」
秀吉「みやびちゃんとAちゃんに、俺のラブたっぷりご飯食べさせてあげるからな〜!」
武田「俺も居ること忘れるなよ秀吉」
秀吉「さて米を洗おうな〜」
武田「無視か、おい」
「武田よ、豆腐切ってくれ できる?」
武田「それなら問題無い やらせてくれ」
心配しつつ俺は大根をおろしていく
この作業疲れるから好きじゃない
なんてわがままは言えない
みやびはもちろん、武田も料理出来たから思った以上に作業が進み、あとは米が炊き終わるのを待つのみ
みやびと秀吉が話してる間に武田が聞いてきた
武田「あれから家康となんかあったか?」
「挨拶してくるくらいだが」
さすがに教室の席が近くなっていることは黙った
何するか分かったもんじゃない
武田「挨拶…?」
「おはよう くらい」
武田「本当に他には無いのか?」
「いや無いけど 何なんだ武田、なんでそんなに知りたがるんだ?」
武田「理由はねぇよ」
「なんだそれ」
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あんな(プロフ) - お話大好きです!めちゃくちゃ楽しんで読ませてもらってます!続きが楽しみで仕方ないです! (2022年10月10日 6時) (レス) @page32 id: da3e351423 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:菜哉 | 作成日時:2022年10月9日 3時