冒険が79 ページ33
｢…あさ…か？！｣
パチっと目を開けると何故か隣にカミュが寝ていて驚いて飛び起きそのまま勢い余ってベットから落ちた
｢え？は？え？｣
落ちてぶつけた痛みより驚きの方が勝って未だにポカーンと驚いているA
｢(￣□ヾ)ﾌァ…何やってんだ？｣
Aが落ちた音で起きるカミュは悠長にあくびをして背筋を伸ばして体をボキボキとならし始めた
｢え？なんでカミュが俺の布団に？｣
｢…は？｣
何言ってんだコイツって顔をするカミュは辺りを見回すと確かにAの布団で寝ていたことに気づく
｢…まて、整理する｣
顔に手を当てなんでこーなったか考え始めるカミュ
｢確かお前と話したあと寝て、夜中にトイレに行ってそれから布団に戻ったんだが｣
｢…あ｣
何かを思い出したかのような顔をするA
｢俺たちがいつもと寝る場所を逆になってたから癖なんじゃ｣
お互いベットの縁に座って説明をし出すA。いつもは俺の右隣にカミュが寝ていたのだが昨日は俺の左隣にカミュが寝たので普段のくせと寝ぼけて俺のベットの方に間違えて入り込んで来たのではないかと説明すると
｢…悪かった｣
バツの悪そうな顔をするカミュにクスクスと笑い出すA
｢…笑うなよ｣
ムスッと少し拗ねた顔をするカミュに笑いながらごめんごめんと謝るA
｢(そういえば、あの悪夢見なかったな。カミュが隣にいてくれてたからなのか？久しぶりにぐっすり眠れた気がする。昨日は色々あったからよけい…)｣
ボンッと湯気が出てきそうなほど急に耳まで真っ赤にさせ昨日のファーリスとカミュにされたことが一気にフラッシュバックする
｢だ、大丈夫か？熱でもあるのか？｣
少し慌て気味に心配した眼差しでAのおでこに手を伸ばそうとするが、Aがその手を遮る
｢だ、大丈夫///｣
｢お前すぐ無理するから熱はからせろ｣
大丈夫だからと抵抗するが心配なカミュはAの手首を掴みベットに押し倒す形で倒れそのままおでこ同士をくっつけた
｢…熱はなさそうだな｣
｢///だから大丈夫っていったのに…///｣
恥ずかしさのあまりぷいっとそっぽ向くA
｢すぐ無理するのは誰だよ…それとも俺からなにかされると思ったのか？｣
いたずらっ子のような表情を浮かべ笑いながら冗談だと言おうと思っていたのにAの顔がさっきよりも赤くなっていて恥ずかしのあまりか目に涙を貯めるかのように潤んでいた
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氷花(プロフ) - こんにちは、この作品はとても面白いです。完結できるように頑張ってください。 (2022年7月28日 6時) (
レス) id: 724789ecd5 (このIDを非表示/違反報告)
リィリ - 更新ありがとうございます。 この話を楽しみに生きています。 これからも更新をお願いします！ (2019年1月15日 16時) (レス) id: 401a5e74b1 (このIDを非表示/違反報告)
ｏ’Ｍ - この作品好きです。更新頑張ってください…！ (2018年4月13日 21時) (レス) id: 04321466c0 (このIDを非表示/違反報告)
K.C(プロフ) - カミュと主人公の絡みが好きです！設定がどストライクなのでこっそり読んで楽しんでます！無理しない程度で頑張ってください(*^^*) (2017年10月15日 8時) (レス) id: 64448003b6 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ラム x他1人 | 作成日時：2017年9月3日 21時
