冒険が73 ページ27
「ひゃっ…うっ…あ…///」
全身の力が抜ける反面、背筋がゾクゾクとして変な声を抑えようとするが手はフォールドされて抑えようにも抑えれない状況だ
「A…」
耳元で名前を呼ぶカミュの声にまたゾクリッと体が熱をおびていくのが自分でも分かる。カミュは耳を吸ったり舐めたりと反応を楽しむかのように色々なやり方でいじってくる。
「やっ…///んっ…あっ…///」
完全に力が抜けたのだろうホールドされていた手は力が入っていないかのようにだらーんと脱力していて、足腰もぷるぷると震えていた。Aが顔を上げると自然と上目遣いをしてるように見え、顔を耳まで真っ赤にさせ目には今にもこぼれそうなほど涙を溜めトロンと溶けきった表情をしていた。
「っ…！！」
カミュはAのその扇情的な表情に生唾をゴクリっと飲み込みAの胸元の衣服を少しずらしてそこに噛み付くかのように吸い付く
「ぴゃっ！！/////」
恥ずかしさと初めてのことで頭がこんがらがってクラクラする。心臓の鼓動も今までにないほど大きく早く脈打っていてとうとう恥ずかしさのあまり頭から湯気が出そうなほど真っ赤になって気を失ってしまった。気を失う直前に見たカミュの顔は一生忘れることはないだろう。何よりカミュの目が俺を女として、異性して見ていたことはこの時のAはまだ知らない。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
「…やっちまった…」
腕の中で気を失っているAを抱きしめながら木箱に腰をかけ、カミュは反省するかのようにうなだれていた
「これで少しは学習してくれればいいんだが…」
と呟くがさっきのAの扇情的な表情を思い出してしまいカミュの身体が熱を帯びていくのがわかった
「落ち着け…俺の心臓…」
「ん…」
「！気がついたか」
「かみゅ？」
「大丈夫か？その…悪かったな…」
バツ悪そうに謝るカミュを見てさっき会った出来事を思い出し耳まで真っ赤になってしまったA
「俺…初めてだったのに…///」
照れながら語尾がゴニョニョと小さくなりながら話すAがあまりにも可愛すぎてファーストキスを奪ってしまった罪悪感と嬉しさという矛盾した気持ちがカミュの心を揺さぶる
「///悪かった…いやだったか？」
「…わかんない…初めてだったし…」
カミュの膝の上からぴょんと降りるとカミュの目を見て
「けど、俺のためを思ってやってくれたことなんだろ？」
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氷花(プロフ) - こんにちは、この作品はとても面白いです。完結できるように頑張ってください。 (2022年7月28日 6時) (
レス) id: 724789ecd5 (このIDを非表示/違反報告)
リィリ - 更新ありがとうございます。 この話を楽しみに生きています。 これからも更新をお願いします！ (2019年1月15日 16時) (レス) id: 401a5e74b1 (このIDを非表示/違反報告)
ｏ’Ｍ - この作品好きです。更新頑張ってください…！ (2018年4月13日 21時) (レス) id: 04321466c0 (このIDを非表示/違反報告)
K.C(プロフ) - カミュと主人公の絡みが好きです！設定がどストライクなのでこっそり読んで楽しんでます！無理しない程度で頑張ってください(*^^*) (2017年10月15日 8時) (レス) id: 64448003b6 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ラム x他1人 | 作成日時：2017年9月3日 21時
