吸愛７ ページ8
「す、スバル……！そろそろ…」
ス「まだまだいけんだろ？」
「私の体力じゃなくて！授業！！」
私がツッコんだ瞬間、図書室にチャイムが鳴り響く。
「ま、間に合わなかった………」
ス「一時間くらいサボっても問題ねーだろ」
このバカ兄ことスバルは、図書室で静かに本を読んでいる私に絡んできた。
しかも血吸わせろとか言ってくるし……本を読ませろ、本を！！
「しかも痛いし……」
ス「これでも優しくしてやってるだろ」
「まぁ………いつもは乱暴だしね…」
ス「んっ………」
仕方なく吸われていると、図書室のドアから大きな音がした。
私は、慌ててスバルを引き剥がす。
ス「急になんだよ！？」
「誰かいるの！」
ス「誰か？……なんだ、人間の女か」
？「っ…………！」
「えっ、ちょっ！？」
女の子は突然私の腕を引っ張って、図書室から出ていった。
後ろをチラッと見ると、スバルが追いかけてきていた。
い、今捕まったらヤバイかも。こうなったら逃げるか……！
？「こ、ここなら大丈夫だと思う…！」
「え…えと……誰？」
ユ「あっ。わ、私は小森ユイ。貴方は……？」
「私は逆巻A。………ん？」
私は携帯を開いて、写真と女の子を見比べる。
「…もしかして、貴方があの小森ユイ！？」
ユ「えっ、知ってるの？」
「逆巻家に来るみたいなのは聞いたことあるけど………へぇ、貴方か…」
ユ「？」
「あ、それより………どうして私をここまで連れてきたの？」
ユ「どうしてって……あの人に噛まれて痛そうにしてたから…」
「あー……まぁ…」
ユ「もしかして、ヴァンパイアなの？あの人…」
「うん、まーね。でも別に助けなくて大丈夫だったのに」
ユ「どうして…！？痛そうにしてたのに……！」
「そりゃ＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿」
.
.
.
.
.
.
.
シ「…うるさいんだけど………」
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 66人がお気に入り
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
*SSU* - レイジとの絡みを増やしてほしいです。 (2020年4月28日 16時) (
レス) id: b6be28c7e2 (このIDを非表示/違反報告)
marialove21(プロフ) - レイジ推しなので、絡み欲しいです (2018年10月11日 1時) (レス) id: d63426a4a9 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：みかづち | 作成日時：2018年7月15日 16時
