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布団の中、抱きしめ合った状態での上目遣い









堪えていたものが堰を切ったように押し寄せ









Aの顎を掴んで唇を合わせる









「んむぅ」









いきなりでびっくりしたのか、少し苦しそうな声をあげるA









長めのキスから解放されたAははぁ……と軽く肩で呼吸をする









くるんと身体を回転させてAを組み敷くき、もう一度キスをしようとすると









「だめ!」




とAの手で唇を押さえつけられてしまった







降谷「……なんでだ」


「これ以上やったら零くん止まらなくなるでしょ」


降谷「もう既に止めたくないくらいなんだが」


「今日は絶対だめ」


降谷「月イチのか?」


「違うけど……」


降谷「じゃあ」











なんでと聞こうとすると








「零くん隈できてるの!





ここ2日3日帰ってこなかったのってほとんど徹夜でしょ?」









唐突に図星をつかれて言葉を失う









「せっかく今日帰ってこれたんだから、ちゃんと休んで欲しい









組織の事が終わってても、忙しい事に変わりはなんでしょ?




今のが落ち着いてからじゃダメ?嬉しいけど、零くんの健康第一!」









彼女が自分の状態に気づいてくれたこと、気にかけてくれたこと








それが嬉しくて、素直にコクンと首を縦にふる









Aはニコッと笑って「ほら寝よ」って言って自分の隣のスペースをぽんぽんと叩く





大人しくゴロンと横になると途端に襲ってくる忘れていた睡魔









俺の背中に腕を回して優しくリズムよく叩いてくれるAの手は、夢の中に吸い込むようだった

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だんご(プロフ) - 面白くて、何回も読み返してます。更新停止なのは悲しいけどいつも待ってます。頑張ってください! (2020年5月25日 12時) (レス) id: 548ecc7ae8 (このIDを非表示/違反報告)
ひゆめ(プロフ) - 降谷の時は俺で、安室は僕だと思いますよ (2020年5月12日 22時) (レス) id: d9d137c800 (このIDを非表示/違反報告)
イアデビル(プロフ) - めっちゃ面白いです好きです!更新待ってます頑張ってください! (2020年4月24日 16時) (レス) id: ef5404f845 (このIDを非表示/違反報告)
壟薇 - 降谷さんは普段の一人称は“僕”で焦っている時や起こっている時などの一人称は“俺”だったと思います (2019年9月25日 17時) (レス) id: ba5f7bf38b (このIDを非表示/違反報告)
あいうえお - 多分降谷さんモード(?)だったら一人称は「俺」だと思います。間違っていたらすいません。 (2019年5月4日 14時) (レス) id: d4ea0d195c (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:宇治抹茶わらびもち | 作成日時:2019年2月19日 19時

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