愛妻家【降谷零】

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ひとしきり抱きしめ合った後、Aが唐突に顔をあげた









｢零くん今日帰ってくる日だったっけ？｣


降谷｢ん？いや、ポアロのバイトが早めに終わって明日の登庁までの時間が長くなってAの顔を見たくなったから帰ってきた｣


｢なにそれ｣









そう言って少し顔を背けたAの頬は少し赤くなっていた









｢ご飯は？

帰ってこないと思ったから作ってないんだけど……｣


降谷｢いや、食べてきた｣


｢そっか


お風呂沸いてるから入ってくる？｣



降谷｢ああ｣









へたりこんで一緒に座っていた状態からAに｢はい｣と手を貸して立ち上がる









｢ありがと！｣









Aは洗い物の続き、俺は部屋にスウェットを取りに行く









風呂場に行く前にもう一度キッチンに寄り、Aに一言









降谷｢一緒に入るか？｣


｢何言ってんのよ！ばか！



早く入ってきて！！｣









顔を真っ赤にして拒むA



ぷんすこと言う効果音がとても似合いそうだ









俺の奥さんはツンデレ属性だと思う







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